日本語クラブ 「レベルわけ」と「レシピカード」

今回の日本語クラブは4家族が参加。
子ども達、下は2歳から上は12歳と総勢9名となった。
とても賑やかで、お家を開放してくださった方には大迷惑!
ではあったが、なかなか充実した会となった。

今回からレベル分けをしてみることにした。
年少組は、いままでやったことのない新しいことわざカルタ(ひらがな)に挑戦。
年長組は、漢字カードを並べ、カルタの要領で取るゲーム。
二組に分けようとすると、なんと漢字カルタ希望者が続出!
ちょうど半々くらいの人数に分かれると予想していたが、
ひらがなカルタは参加者が3人ほどの状態に。

ここで「あなたはこっち!」と、年齢や(親の決め付けた)実力で
無理に頭数を揃えてしまわないほうがいいと思う。
本人がやりたい事に挑戦して出した結果だからこそ、
それが良くても悪くても、次につながるのではないか。
と、事前に頭で考えてはいたが、実際はどうであったかと言うと・・・。

この不均等な分かれ方が功を奏して、実に面白い効果が出た。
いつもは枚数を取れず、悔し泣きしている5歳のHくんは、
沢山取れて大満足!
(うれしかったらまた頑張るだろう。)
漢字チームに入りたかったけど、しぶしぶひらがなカルタをしたMちゃんは、
次回参加するために漢字練習の意欲が湧き始めているとのこと。
(参加したいから次までに練習するだろう。)
漢字チームもなかなかいい勝負。
数週間前はほとんど取れなくて、闘争心に火がついたKくんは、
今回8枚取れた!と、お家に帰って家族に自慢していた、とのこと。
(ますますやる気を出しているらしい。)


カルタの後、年長組は引き続いて漢字の読み書きのプリントをやった。
4ページは多いかな、と思ったけれど驚くほど集中して黙々とやるメンバー。
年少組は、ひらがなのしりとりプリントをやった。


最後におやつを食べながら、もう一つ、お楽しみのお勉強。
cookie recipe
事前に用意した『レシピカード』には
○○いろの M&Mを ○こ、
○○いろの M&Mを ○こ・・・
とプリントしておいた。
子ども達はクッキーにクリームを塗りつけ、その上に
各自、好きな色のM&Mチョコレートを
好きな数だけ乗せてオリジナルレシピを作るわけだ。
○の部分を埋める際に「これは何色?」と子ども達に訊いて、
色の名前をレシピに書き込んでもらう。
チョコレートを数える時ももちろん日本語で。
色と数の復習、というわけだ。
年長組の子ども達にはつまらないかな?と思って用意したけれど、
皆さんが持ち寄ってくれた他のおやつも活用して、
オリジナリティー溢れるイチゴ乗せや、ブドウ乗せクッキーも登場。
男の子も女の子も、なかなか楽しそうにやっていた。
cookie recipe2

日本語クラブ「節分」 

1月最後の「日本語クラブ」は節分がテーマだった。
2月最初の日曜日がちょうど節分当日なのだけれど、
しばらく参加できなくなるメンバーさんが、この楽しいイベントを逃してはいけない!
と一週間早く、節分についてのお勉強した次第だ。

ここのところ、連日よい天気が続いているので、
毎週公園に集合して勉強会、休憩はピクニック風にやっている。

節分がテーマということで、このサイトから鬼のお面をプリントして行った。
子ども達が好きな色に塗り、ハサミで切り抜いて、
テープと輪ゴムを使ってお面が完成。
ひろこさんが炒ってくれた節分豆を食べながら作業して、楽しい会となった。
素朴な味の豆は、子ども達にも大人気だった。
あまりおいしくて、投げるのがもったいない!と言う意見が出て、
肝心の「おには~そと!ふくは~うち!」の豆まきはナシ。
それをやるのはやはり自宅がいいだろう、ということで
豆まきは各家庭で節分当日にやることにした。

「鬼ってなに?」
「鬼が出てくるお話、知ってる人?」
イラストが載っている本を皆に見てもらいながら訊いてみる。
どんどん手が上がって、立ち上がって、身を乗り出して!
意見を言うのが待ちきれない様子の子ども達。
この積極性はアメリカっぽい気がする。
でも「ももたろう」や「いっすんぼうし」など、
日本のむかしばなしをしっかり知っているあたり、やっぱり日本人だね。

こういった楽しい行事を通して、アメリカの文化も、日本の文化も知ってほしい。
色々な文化があって、お祝いがあって、面白いなぁ、と思ってくれたら何よりだ。

(ひろこさんが写真も撮ってくれたので、ぜひ彼女のブログでご覧頂きたい。)

ひらがなの練習

日本語の読み書きの勉強で、一番初めは「ひらがな」の習得。
ゲームや競争が好きな我が家の子ども達には、
カルタがよく合っているようだ。

私がよく活用させてもらっているのが「幼児の学習素材館」。
無料の教材が沢山あり、かるたも4種類ほどある。
karuta1
印刷して、
karuta2
切り取り、
karuta3
ラミネート用のプラスチックシートに挟んで、
karuta4
ラミネーターに通す
karuta5
それをまた切り取って「かるた」が完成!

ただ絵がある場合は、ひらがなの文字ではなく、
その絵を覚えてしまうので少々難あり。
時々は文字だけを見せて、どのくらい文字を覚えているのか、
それとなくチェックしている。

日本にいたら、街を歩いていても、テレビを見ていても、
ひらがなが目に飛び込んでくるし、生活に必要不可欠だ。
それを補うのは、他国に暮らしていては容易ではないが、
色々な形で日々の生活の中にひらがなが登場するようにしていく他ない。
以前は「ひらがなクッキー」を焼いてみたこともあった。

何人かの日本人のご家庭では、あちこちに物の名前を書いて貼っている。
バスルームに行けば「かがみ」「はぶらし」
リビングルームでは「つくえ」「まど」「ほんだな」など。
ひらがな(漢字を覚える年齢では漢字で表示もあり)が目に飛び込んでくるので、
これもいいアイデアだと思う。

だんだんとひらがなを覚えてくると、
「い・・・・ち・・・・・ご・・・・・いちご!」
文字がつながって意味のある言葉になる!
と知った時の、嬉しそうな声。
たまらない。
本人達にとっても、この「わかった瞬間」がモチベーションとなる。


実は数人のアメリカ人に日本語を教えてくれ、と頼まれて、
シロウトながら週1回、先生の真似事をしている。
そのうちの一人、青年Eさんは、独学でひらがなを習得。
ひらがなで書かれている絵本を渡すと、
「む・か・し・む・か・し・・・・」と読み始める。
しかし、自分の口から出てくる音が何を意味するのかは全くわからない。
息子達の様に「わかった瞬間」の喜びを感じる事は、ほとんどない。
これは語彙がないからで、彼には単語カードを作ったり、
色々な方法で「単語」を教えて、語彙を増やしていく必要がある。

そう考えると、やはり読み書きの前に、会話や本の読み聞かせを通はして、
聞いていて意味がわかる、単語を沢山知っているという土台を作るのは
大切なのだなぁ、と思う。

我が家の言語環境

海外で暮らす日本人家族や、国際結婚をされた方々は、
多かれ少なかれ、言語について考えるところがあると思う。

生まれ育つ国の言葉と、両親が話す言葉が違う場合、
どちらの言葉を「母国語」とするのか?
2ヶ国語を同時に覚えるような環境にするには、どうすればいいのか?
会話だけを覚えるのか?
読み書きもできるようにした方がよいのか?
考え始めれば、尽きることはない。

欲張りな母親のエゴかもしれないが、
私は子ども達が日本語で会話できる能力、
そしてある程度の読み書きができるようになってほしいと思っている。
今のところ日本に移住する予定はないが、
将来、日本へ留学、就職のチャンスがあるかもしれない。

日本語を学ぶためにはどうしたらいいか?
それは目下、模索中の課題である。

我が家の言語環境は母親が日本語、父親がペルシャ語、
育っている国・学校では英語と、3ヶ国語が存在する。

長男の日本語はスカイプで日本の家族と普通に喋るレベル。
次男は恥ずかしいのと語彙が少ないのとで、あまり喋らないが、
相手の言っていることは、ほぼ理解できるレベル。
ちなみに旦那の日本語は単語を4,5個知っているだけ。

旦那は子ども達にペルシャ語で話しかける事は殆どなく、
子ども達は単語を知っている程度だ。
(しかもほとんどが悪い言葉・・・。)
イランに行っても、祖父母や親戚の言っている事はチンプンカンプンなレベル。
私のペルシャ語のレベルは、想像力の翼を羽ばたかせまくって、
イランの家族が言っている事が4割くらいわかるかな?という程度。

家族4人での日常会話は英語だ。
子ども達は地元の公立小学校で普通学級に通っている。
入学の際、英語の理解度テストを一応受けたが問題なく、
年齢相応のクラスで普通の授業を受けている。


子ども達が生まれてから就学年齢までにした事。
私が子ども達と一緒の時は、できるだけ日本語で話すよう心がけてきた。
そして日本語の絵本を沢山読んだ。

1年ほど前、長男が小学生1年生、次男が年長の年齢から、
読み書きの勉強を意識するようになった。
ひらがなと漢字を勉強するために、
ウェブサイトで見つけた無料教材を活用したり、
有料のサービスもやってみたりしている。

参考になるかどうか、わからないが、
これからはちょくちょく、どんな教材を使い、
子ども達の反応がどうであったかを、このブログで綴って行きたい。
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新春書初め会

毎週末、お友達親子2組と一緒に、日本語に親しむ会をしている。
2012年10月から、ひろこさんと始めたこの会。
今はメンバーが少し増えて、ますます賑やかにやっている次第だ。

さて、お正月第一回目の今日は、書初め大会。
小学生の頃は、ものすごく寒い体育館で
(雪国・新潟なので無理もないが・・・)
寒さと戦いながら書初めをした記憶があるが、
今回はフロリダのゴージャスなお友達宅にお邪魔して、
ノンビリ・ヌクヌクと楽しんでやらせて頂いた。

母親チームがいくつか字の候補を挙げ、
子ども達がそれぞれ、好きな文字を選んで書くことにした。
書道は初めての子が多く、どうなることやら?と思っていたのだが
物怖じせずに活き活きとやっていた。
真っ白な半紙に筆を下ろす瞬間、皆の緊張感が一つになって、
部屋がシン・・・・となったのに少し感動してしまったほどだ。

kakizome a
長男作

最近大好きなアニメ『Naruto』の影響が如実に現れた一作。
忍者に夢中なお陰で空手の練習にも熱が入り、
柔術にも、また復帰したいと言い始めている。
また週5回の道場通いになるのだろうか?

kakizome s
次男作

あまり日本語を話さなかった次男。
最近は母親の私もビックリするくらい日本語が伸びてきた。
彼の中で「日本」が大きくなっているのかもしれない。


墨汁が残っていたので、私も20年ぶり?の書初め。
kakizome m
今年一年、我が家も、世界も、平和でありますように。