窓辺の春

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窓辺のヒヤシンスが咲いた。
長細いガラス瓶に水を入れて、
球根を置いただけの簡単な栽培方法。
最初は水につかっている部分から伸びてくる
白い根を見るのを楽しんだ。
瓶いっぱいに根をはると、今度は緑色の芽が顔を出した。
そしてしばらく経って、ある日花が開いた。
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そして紫の花も、その数日後に。

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外に寄せ植えにしたビオラを、オフィスの前に飾った。
自宅の庭では、ひっきりなしにニワトリに悪戯され、
つつかれた跡が絶えない植物たちなので、
こちらに来てホッとしているはず。
より多くの人の目に留まって、心を和ませてくれますように。
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次から次へと蕾がついて、長い間楽しめそうだ。

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2月半ば。
4本のヒヤシンスが咲きそろった。
春が来たみたいで、なんだかウキウキする。

自然遊歩道で乗馬

11月9日の金曜日はホームカミングであった。
この日は全米各地の大学で、卒業生を迎えて、様々な催しが行われる。
わが街の大学では毎年パレードがあり、
音楽隊やチアガール、有名なアメフトやバスケットボールなどの
スポーツ部の現役メンバーなどが華やかな山車で登場。
学生はもちろん、街中の人達が街頭でパレードを楽しむ日なのだ。

子ども達の学校も休みになり、うれしい3連休。
我が家族は木曜日の夜から3泊でオーランド旅行に出かけた。
しかも今回は日本からスペシャルゲストがやってくる、特別な旅行だ。

お友達のCさんと、妹さん、お母さんの3人を迎えて、
一日目はディズニー・ワールドのエプコットへ。
毎年9月から11月まで催される
「フード・アンド・ワイン・フェスティバル」へ初めて行ってみた。
エプコットでは普段から、色々な国を訪れる気分を味わえるが、
このフェスティバル期間はさらにたくさんの屋台が出て、
各国の料理が食べられる。
しかし子ども達のリクエストで日本のカレーを食べ、
さらに冷麺風サラダ(学校給食のソフト麺風?)を食べ、
名物のターキー・レッグを食べて、期間限定の料理が入らなくなってしまった。


2日目はCさんのリクエでホろースバック・ライドへ。
事前に予約しておいたロック・ライディング・スプリング・ランチへ。
オーランドのディズニー周辺から1時間もかからずに到着。
家族経営のこじんまりとしたランチであったが、
14000エーカー(約57平方キロメートル)の州立保護林を
ガイドについて乗馬で探索できる、という類稀なるアトラクションだ。

コースは1時間、2時間、3時間とあり、
今回日本からの3人は1時間コースへ。
馬に会う前に、簡単な注意と基本的な手綱捌きを習う。
乗馬経験や体格に合わせて馬を選んでくれ、
それぞれの馬の性格を説明してくれる。
「この子は何でも食べる癖がある」
「ほかの馬のオシリに噛み付きたがる」
「この馬とこの馬は夫婦だから近づきたがる」
などなど、個性豊かで愛着が湧く。
それから一人づつ馬に乗せてもらい、
ガイドの後ろに一列に並んで森に入っていく。

と、私はここまでしか見ていない。
馬舎の傍に残って、子ども達のポニー・ライドにつきあったからだ。
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8歳以下の子どもを対象としたこのコースでは、
ポニーと言っても普通サイズの立派な馬が出てきた。
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ガイドが馬の手綱を引いて、ゆっくりと歩いてくれる。
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10分ほどの短い時間だが、いい経験になったようだ。

ディズニーやお買い物といった観光客向けのアトラクションも
充実しているが、フロリダに来たらぜひぜひ、
豊富な自然の中で身も心も開放されて頂きたい。
かく言う私も、次回こそは乗馬をしたいものだ。

ブルーベリー摘み

メキシコ湾を渡ってくる雨雲のお陰で、曇り空に恵まれた日曜日。
ブルーベリー摘みに出かけた。

フロリダに住んでもうすぐ13年になるフロリダ娘だが、
実はブルーベリー摘みに行くのは初めてだ。
よく考えれば、日本でもないので、人生初体験。

しかもこのブルーベリー、どれだけ摘んでも無料なのである。

隣に住むアンジェラおばさんが教えてくれたのだが、
シーズン中は量り売りのブルーベリーも、最後は無料になるのだそうだ。
去年もこのシーズン終了間際を目掛けて出かけ、
袋にいっぱい摘んで来て、分けてくれた。
「今年こそは逃すまい!」とばかりに、少々早起きして出かけてみると
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なってる、なってる。

畝に整然と植えられたブルーベリーの木は意外と大きく、
ワサワサと広げた枝に、鈴なりとはいかないが、大きな実がまだまだある。
シーズン・オフになってしまうにはもったいない。
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旦那のお友達、イラン出身のカリームさんを誘って行った。
イラン人は無類の果物好きだ。
摘んだベリーは袋ではなく、どんどん口に入れている。
摘み放題、食べ放題とあっては、気分が高揚するのも無理はない。
お国言葉であれこれお喋りを始めた2人は放っておいて、
生粋の日本人である私は、写真を数枚撮った後、摘む仕事に専念する。
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子ども達もジップロック袋を片手に、一生懸命摘んでいる。
「ほら!こんなに摘んだよ!」とうれしそうだ。
しかし子どもなので走りたい、遊びたい。
一箇所でじっと摘んでいるのに飽きてくると、
どんどん移動していくので、それを追いかけながら休まず摘み続ける。

朝9時前に到着したので、他に摘んでいる人も2組ほどしかいなかった。
天気はよく、果てしなく続くブルーベリー畑を吹き渡る風に、
久しぶりに心が開かれた気分で、大きく深呼吸。
あぁ!この開放感!
やっぱり田舎娘はこういうだだっ広い所が性に合っている。

それにしても広大な農場だ。
子ども達も冒険気分を満喫して、せっかくだからと農場の一番端まで行ってみた。
その間も手を休めず、どんどこ進み、どんどこ摘み、
時間も忘れて作業に勤しんだが、1時間半ほどが経過しただろうか?
ジップロック・バッグが4袋パンパンになった。
子ども達も「疲れたー!」「戻ろうよー!」と文句を言い出した。

車の方向に向かって戻って行くと、途中の茂みから、
カリームさんが飛び出してきて言った。
「どこ行ってたんだよ?ずーっと探してたんだぞ!」
その手には空っぽのジップロック・バッグ。

えーーーーー!?
何にも摘んでないのー?

ブルーベリーを摘みながら、
「あの2人はブルーベリーをたらふく食べて、
今頃畝の間の花畑に寝そべってお喋りに花を咲かせているんじゃなかろうか?」
などと妄想していた私だったが、本当に何も摘んでいないの?
と、内心ビックリしてしまった。

しかし、その後ろから鬼の様な形相の旦那が出てきて、
「お前達はっ!バカっ!バカだっ!!」
とカンカンになって怒っている。
この男にいたっては、もう袋も持っていない。

「あちこち探したんだぞっ!
向こうへ行ったかと思って、フェンスも飛び越えてったし、
ずーっと呼んでたのに、聞こえなかったのか!?
携帯電話も車の中に置いていくし、心配したんだぞっ!!」

私は・・・
あきれ返ってしまい、返す言葉もなかった。
この広い畑で、ブルーベリーを摘みに来て、何が起きると言うのだ?
姿が見えなくなっても、袋がいっぱいになるまで摘んで、車に戻ればいいではないか。
他に誰がいるわけじゃなし。
都会のど真ん中ではぐれたら不安で仕方がないが、
このほのぼのとしたいいお天気のブルーベリー畑を、
血相変えて、駆けずり回っている男2人の姿は、なんとも滑稽である。
それを想像したら、笑いが止まらなくなってしまい、
ブルーベリーの茂みに隠れて、ずーっと笑っていたフロリダ娘であった。

「いいじゃない!それだけ愛されてるってことよー!」
と、カリームさんの奥さんのゾラさんが、夜に電話をかけてきた。
「私がいなくなっても、誰も心配してくれないわよ!」

私の名前を声の限りに叫びながら、ブルーベリー畑を駆け回った旦那。
何年経っても「ブルーベリー摘みに行ったらね・・・」と語り継げそうなエピソードだ。
blueberry washed
もちろんブルーベリーもとびきりおいしかった。
絶対に忘れられない『母の日』の思い出である。

日曜日の散歩

ブログをすっかりご無沙汰してしまった。
今月のエントリーはただの一度だけ。
こんなことではいけない。


最近の旦那は疲れ気味である。
日曜日になると、テレビの前にゴロリと寝転んで
バスケットボール観戦のハシゴをしている。

子ども達は好き勝手に外へ行ったり、
おもちゃで遊んだり、ケンカしたり、と忙しい。
それでもやっぱり退屈になってきたらしく、
「なにか捕まえに行こうよー」と始まった。

そこで私が「罠をしかければいいんじゃないの?」と提案し、
ネットで調べると、ペットボトルで簡単に作れる罠を発見。
早速、自宅あった水のボトルと、ゼリーが入っていた容器を使って、
罠をこしらえた。
子ども達は「早く行こう!」と大はしゃぎである。

そこでようやく重い腰を上げる両親。

bobo's walk
いつもほったらかしのボボも一緒にお散歩。

旦那と子ども達はコレ↓
golf cart
どこまで横着なんだ、お前ら・・・

歩いて15分ほどのパラダイス・ポンド。
pond

まったくパラダイスっぽさはなく、異臭を放っている。
雨水が溜まっただけなので、あまり動物の気配はない。

その隣の小川を覗くと、魚が沢山泳いでいる。
creek
早速罠をしかけてみた。
15分ほどで数匹の魚が入っている。
手ごたえあり!
これなら一晩置いておけば、大漁であろう。


出かけたのは夕方だったのだが、日差しはまだ強く、
歩いていると汗ばんでくるほどだ。
それでもフロリダは2~3月と10~11月が一番過ごしやすい季節。
フライパンで焼かれている様な有様になる前に、
野外活動を満喫しておきたいものだ。

bobo in creek
あぢぃ~~

爬虫類専門店 ホッグタウン

hogtown
本日、爬虫類ショップ『Hogtown Reptile Inc.』にて、
毎月第2土曜日に開催される、子供向けプログラムに出かけてきた。

実は、先月に引き続き2回連続の参加である。
そうでなくとも毎週の様に足を運んでいるというのに、
息子達の張り切り様を見ていると、
これから毎月、第二土曜日の予定は決まってしまった様だ。


お店のお姉さんが約30分ほど、動物について説明してくれる。
爬虫類ショップなので、登場メンバーは
カメ、トカゲ、ヘビ、カエル、サソリ、タランチュラなど、
私に言わせればゲテモノ的動物ばかりなのだが、
前回も今回も大変な混み様であった。

狭い店内のレジカウンターの前に詰め掛けた子ども達が
「僕も触らせてー!」
「持ってみたーーーい!」と
押し合いへし合いしながら熱心に動物を観察している。

我が家の息子達2人も負けじと手を伸ばして、
ヘビやトカゲに触れている。

本音を言えば「引いている」フロリダ娘は、
肩身が狭いほどである。
極力イヤそうな顔をしない様に努め、
「優しい大人」を装って、他の子どもを積極的に前に出してあげる。
中には子どもを押しのけて、他の親にたしなめられ、
「私だって見たいのよ!」と息巻く、おばさんもいるくらいだ。

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最後はワニガメ『バウザー』にネズミを食べさせる餌付けショー。

すさまじい品揃えのお店なので、マニアの方には堪らないだろう。
動物園の爬虫類館、顔負けの充実振りだ。
もちろん見るのはタダだし、子供向けプログラムも無料だ。

2ドル払えば先述の『バウザー』や、
これまた大きな『マタマタ』というカメの餌付けショーがいつでも見られる。
matamata
ちなみにこのマタマタ、750ドルで販売中。

「誰も買うわけないだろー」と内心、せせら笑っていたフロリダ娘。
しかし帰りの車の中には
「毎日お手伝いして1ドルもらったら、どのくらいで買える?」と
真剣なまなざしで問いかける長男がいた。

爬虫類マニアのタマゴ育成に熱心なホッグタウンに、
まんまとしてやられた感がある。
我が町の見逃せないローカル・ショップである。