ウサギ王

優しいSお姉さんから、素晴らしいプレゼントをもらった子ども達。
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それはこれ!

おうちに帰って以来、ずっとバニーの周りをウロウロする息子たち。
なぜって、それは・・・

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でか~~い!

2ポンドのチョコレート・バニー。
これではSお姉さんが食べるのを躊躇するのもうなずける。

もうすぐ寝る時間だから!と、明日までおあずけをくらった息子たちは、
熱狂的なバニー教信者さながらに、
バニーに向かって歌い、
箱をなでまわし、
ウサギ王武勇伝を語り・・・。

しまいには
”He is the King of all bunnies!!” (彼こそがウサギ王だー!!)
と長男が雄たけびをあげている。

プロジェクト・イカ

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タコを作ったからにはイカを作らねばならぬ。
次男に約束していたイカくん製作は、タラタラと長引いた。
が、ようやく完成!

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製作過程を日々見守っていた次男は、イカくんを抱きしめてこの笑顔。

今夜から一緒に寝るらしい。

井戸水

フロリダは連日、かなりの暑さである。
例年より華氏で10度(摂氏で12度)高い気温が続き、
今日などは過去最高気温記録より1度低いだけだそうだ。
そんなニュースを聞いたら、ますます暑苦しい。

暑いのは人間だけでなく、庭の花木も見るからに乾き切って、
必死に耐えている様子が伝わってくる。
草までが枯れ色に変わり始めた。
ピクニックテーブルの真下などの、
日中、日陰になる場所の草が青々と茂っているところを見ると、
やはり暑すぎることが原因と思われる。


そんな状況下、本日はハンディマン ガスが庭のフェンスを直しに来てくれたので、
ここぞとばかりに井戸水をくみ上げるポンプを再始動してくれるよう頼んだ。
以前から考えていた、灌漑用水としての利用を実現させるためだ。
ポンプも貯水タンクも、以前からあった物がしっかり動いてくれ、
長いホースもつないでもらった。
なんだか、やる気上昇!
張り切って庭の果樹に水くれをする私。

オスカーに再三言われ続けている、
「なんで水くれしないんだ?」という台詞。
これからはあんまり聞くこともなくなるはずだ。

David Sedaris

今夜は一人でお出かけだった。
ユーモア作家のデイヴィッド・セダリスがフロリダ大学に朗読・サイン会にやってきたのだ。

彼の本は殆ど読んでいる。
英語の本で声を出して笑ってしまう事は、残念ながらまだあまりないのだが、
その稀少な体験をさせてくれたのが、彼の書いたエッセイたちなのだ。
彼がこの街にやってくると知ってすぐ、9ヶ月も前からチケットを購入してあった。


開演40分ほど前、早めについてよかった。
ロビーでサイン会が行われていて、すでにかなりの人が並んでいた。
本物のセダリス氏がテーブルに座り、にこやかに会話をしながらサインをしている。
その彼に向かって一歩、また一歩と近づいて行く度に胸が高鳴った。
誰も彼も、初対面の筈なのに会話が弾んでいる様子。
こんなに緊張しているヤカラは私一人らしい・・・と焦りながらも、ついに番が来た!

事前に渡されていた紙に、自分の名前を書いておいたのだが、
それを一目見てセダリス氏は「日本人だね」と言い、
そこからは日本語で色々と質問を投げかけてくれた。
彼の本の中で、私が気に入っているエピソードの一つは
セダリス氏が日本に滞在して日本語学校に通う、というものなのだが、
正直こんなに流暢に話せるとは期待していなかった。

本にもしっかりサインしてもらって ハァ~ すでに幸せいっぱい。

朗読会は何度も笑いの渦を巻き起こし、あっという間に終わってしまった。
彼は日々の中で印象に残ったことを書きとめ、毎日日記を書いていると言う。
普段なんでもないと思っていることでも、彼の切り取り方、語り口で
沢山の人が笑う傑作話になってしまうのだから、やはり類稀なる才能の持ち主だ。


朗読会の最初と最後にセダリス氏が語った、この街で一番強烈な印象は
なんと!
私がいつも息子にねだられ、ねだられ通っている、爬虫類ショップであった。
セダリス氏は大のヘビ嫌いらしく「あんな悪趣味な店があるとは!」と繰り返した。
終いには、常に持ち歩いていると言う小さなメモ帳を胸ポケットから取り出して、
「あんなカメは初めて見た、え~と『マタマタ』だって。
2ドルで餌付けできるって書いてあるんだよ、誰がするんだろうね」

うちの息子です。
と、もう一度サインの列に並んでお伝えしたいくらいだった。


思えば今日の昼間、その店のすぐ傍を通って息子に(毎回の事だが)
「爬虫類のお店、行こうよ!」と言われていた。
もしあの時、店に立ち寄っていたら、セダリス氏と鉢合わせていたかも・・・。
我が息子が彼のプライベート・ツアーガイドになって、
店中を説明して回っていたかも・・・。
などと妄想は膨らむ。

そんな光景を頭の中に描いていると、遠き高みにいた作家様が
ずいぶん身近に感じられたりしてしまうから不思議なものだ。
いつか、このフロリダの小さな街の「悪趣味な爬虫類ショップ」が
彼の本に登場する日を心待ちにしようと思う。

今夜の夢の中では、我が愛車のトラック助手席にセダリス氏が座っているやも知れない。
後部座席に爬虫類マニアの息子達とカメのマタマタを乗せて。

ツケ

調子に乗って「まだまだイケる」などと書いていたら、
フロリダ娘にツケがまわってきてしまった。

旅行前から少々腰の調子がおかしいなぁ、と思っていた。
しかし朝起きた時に痛いくらいで、日中は気にならなかった。
しっかり、自重するべきだったのだ。

3日間のドライブ旅行、慣れないハイヒールでよちよち、さらに踊りまくる、
という3大拷問をしかけられた私の腰は、
旅行後、日に日に悪くなり、木曜日の夜は痛みでよく眠れなくなってしまった。

上向きに寝れば腰が大きくアーチを描いているように感じるし、
うつぶせにすれば腹にむかって圧迫感が大きい。
横を向いても腰がずれてしまうような痛みがある。

翌朝、我慢できず、以前2度ほどお世話になった鍼医院に電話をかけた。

出発前に顔を洗おうとかがんだ瞬間、ズキィーーーーーー!!
昔から太っていた私の腰痛歴は長い(小学生の頃からだ)。
しかしこんな激痛は体験したことがなかった。
少し動いただけでも痛いし、深呼吸をしてもいたい。
文字通り、歩けないほど。

よほど旦那にすがって運転して行ってもらおうか、と思ったが、
そこは根性の女、フロリダ娘。
よろよろとトラックに(!!)乗り込んで必死に鍼の先生の所まで駆けつけた。

鍼の先生は中国人の女医さんで、過去2回、脚の不調でかかった時には
それぞれ1度づつの治療で見事に治してくれた。
今回も彼女しかいない。


診察台に乗ってあちこち押したり、曲げたりの診察。
背骨の一番下3箇所を押すと激痛が走った。
今まで鍼を刺されて痛かったことはなかったのだが、
今回は腰の背骨真上(と感じた)に刺された時、ものすごい圧迫感と痛みがあった。
顔にも1本、鼻の真下に刺されたのだが、これまたギューー!と痛かった。
いままでより念入りに治療をしてくれ、治療時間は1時間30分。

「椎間板がおかしくなりかけてる。放っておいたら手術しなきゃダメになるよ」
と言われてしまった。
背中と腰を支えるために太いバンドを腰回りに巻いている。
あまり座らないように、度々立って背伸びをしなさい、などと注意事項を受け、
「椎間板」の仰々しい響きに、不安で少々へこんでしまった。


鍼治療の翌日、今日は格段に痛みが減った。
昨日の腰とは別のモノをつけているみたいだ。
火曜日にもう一度治療にいくのだが、なんだか治るような気がする。
私の体は鍼が相当合っている様だ。


もう「まだまだイケる」などど豪語してはいけない。
お空の上の大きなヒトが「無理は禁物!」とサインを送っているに違いないのだから。

旅行の後に

アミューズメント・パークやアトラクションの場所には
かならずそのテーマのお土産ものショップがつきもの。
フロリダ水族館でもかなり大きなギフト・ショップがあり、
お土産を買う人々で賑わっていた。

うちの子ども達も商売戦略にまんまと乗せられて
「たこ」と「いか」のぬいぐるみがほしい、と言い始めた。

「こんなん、ママが作ってやるって」と、何も買わずに水族館を後にした。

それ以来、旅の最中から
「ねぇ、タコつくってよぉ」
「いつできるん?」
とジワジワ攻撃開始。

帰宅翌日の学校再会初日。
「がんばって学校行くから、帰るまでにつくっておいてね」
と長男に約束させられたので・・・。

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フロリダ娘作 「たこ」

春休み旅行 3日目 サニベル島

結婚式で大暴れした翌朝。
疲れ気味の身体に鞭を打って起床。
ホテルで朝食を済ませ、そそくさとチェックアウト。

またまたトラックに子ども2人と荷物を積み込んで、
真っ直ぐに海辺の道へと向かう。
春休みのせいか、日曜日はいつもそうなのか、
海辺の道はとても混んでいて、反対車線などは大渋滞を起こしていた。

3日目の目的地はガイドブックで調べたサニベル・アイランド
この島は世界でも有数の貝殻スポット。
何でも島の形のおかげで、沢山の貝が流れ着き、浜に打ち上げられるらしい。

期待を込めて6ドルの料金所を越え、美しい海に気分は高まり、
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とうとう到着したボーマンズ・ビーチ。
白い砂浜、エメラルド・グリーンの海。
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しかしここも予想以上の人出であった。
本当に浜辺には沢山の貝殻がガラガラ。
老若男女、腰をかがめて貝をザラザラ。
座り込んで、さらに貝をジャラジャラ。
貝拾い用の特殊な網で、流れ着いたばかりの貝を海からザバザバ。
う~ん、どうやらお宝級の貝殻はもう拾われてしまった様だ。
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そんなことにはおかまいなく、子ども達はそれぞれ気に入った貝をたんまりと拾い、
きれいな海に入ってご満悦の様子。
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私は水着を忘れるという大失態を犯して、クラクラするほど暑くなってしまい、
最後はたまらずTシャツと短パンのまま海に飛び込んだ。

午後2時ともなると、家路につかねば、と気が急いてくる。
子ども達は海水浴と厳しい日差しのおかげで、
後部座席に座ると間もなく眠り始めた。

こうとなったら進めるだけ進む!
とトラックで猛突進をする私。

私はナビを持たない旧式人間。
プリントしておいた数枚の地図と道路標識、
そして脳みそ内蔵のGPSをフル回転させて、初めての道をゆく。
いつも思うが、アメリカの道路はとても走りやすく、
路傍の道案内標識もわかりやすい。

途中ランチと給油で計3回小休憩を取り、強行で走りに走った。
子ども達は車中でマクドナルドのハッピーミールを食べ、
ステイシーに借りた携帯DVDプレイヤーでDVDを見ながら
まったく運転の邪魔もせず、よく我慢してくれた。
成長したなぁ、とつくづく感心する。

サニベル島からわが街までちょうど5時間であった。
母子3人の、2泊3日トラック旅行。
全行程の走行距離は630マイル、約1013km。
あぁ、楽しかった。

春休み旅行 2日目 結婚式

ナディアとは同時期に短大、それから大学に通っていた。
誕生日も2週間しか違わないという奇遇な友人だ。

日本から来た私、
ロシアから来たナディア、
台湾から来たアニー、
エクアドルから来たリンダ、
4人でつるんで、よく遊んでいた。

ナディアはかなりのお嬢様で、今回の結婚式もそうとうゴージャスであった。
ネープルズはお金持ちの街で知られているが、
その街でもとびきりのホテルで式と披露宴をしたのだから。
私の様な田舎者は場違いだ、とは思いつつも、
年の功か、神経が図太くなってきているのか、
楽しんだもの勝ち!という勢いだけで乗り込んだ。

初めて対面した新郎のクリスは、予想以上に好感度の高いハンサム・ガイ。
ナディアに写真を見せられていたのか、私と会った瞬間に名前で呼んでくれ、
旧知の仲の様に話しかけてくれた。
そして彼のご両親はどこからどう見ても「いい人達」。
社交的で、情に厚そうで、初対面でもとても和める。
この両親に育てられたら決して悪い子は育たない!
ナディア、素晴らしい伴侶を見つけていたのだなぁ、と感心してしまった。

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友人アニーと子ども達 暑くて少々不機嫌

式はティーガーデンと呼ばれる中庭で行われた。
我が長男は、ぶっつけ本番でリング・ベアラーとして
式の入り口から、新郎の父上の手元まで(偽物ではあるが)リングを運んだ。
ルートを間違えてしまったものの、あとで新郎の父上に
「あの方が思い出深いよ、ありがとう!パートナーくん!」
とコメントを頂き、友情を深めていた。
(披露宴の終わりには2人でグルーヴィーに踊りまくっていたくらいだから。)

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室内に場所を移して、これまた華やかなテーブルにつく

ゴージャスな夕食、
ロシア人コーチの下、かなり練習したという新郎新婦のダンス、
ノリのいい曲を流して盛り上げるDJ、
さらにはコサック・ダンスのチームまで駆けつけて、
最初から最後まで楽しい披露宴だった。
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どうやら母の血が濃く流れているようで、
我が息子達はダンス・フロアで狂喜乱舞。
私も久しぶりに汗を流して踊り、
ハイヒールが痛すぎて帰りは歩けなくなるほどだった。

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ガーター・トスでガーターベルトを狙う我が息子達

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ナディアは幸せの絶頂にあった。
これから先ずっと、長く長く、人生をともにしてほしい。

いや、そうなるに違いない。

バージンロードを歩いて来るナディアを見て、
真っ赤な顔で涙を流していたクリスを思い出すたび、
2人の末永い幸せを確信する。

春休み旅行 1日目 タンパ

3月25日から4月3日まで、長男の学校は春休みだった。
月曜~水曜日まではいつもどおり、車屋の店番に子ども達を引き連れて出勤したが、
木曜日から休みをもらって、いよいよ本当の春休み。

半年ほど前に届いた、結婚式への招待状。
大学時代の友人、ナディアがいよいよ結婚するのだ。
せっかくの遠出なので2泊3日の旅行を計画した。

『式』とつくものは全て毛嫌いする旦那は、何度誘っても行く気配はない。
それでは!
ということで4月1日の金曜日に息子2人をトラックの後部座席に乗せて出発した。

1日目はまず、ハイウェイをかっ飛ばして2時間半。
タンパにある、フロリダ水族館へ。

息子達、特に長男は小さな頃から生き物が大好きで、
現在は魚や軟体生物、両生類などに熱中している。
フロリダ内では一番大きいといわれるこの水族館では
珊瑚礁ゾーン
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フロリダゾーン
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深海ゾーン
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ヒトデや珊瑚を触れるコーナー
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などなど盛りだくさん。
予想通り、子ども達は大喜びで連れて行った私も大満足。

外には海賊船の形をした遊具や、水が噴き出す遊び場、
そして水鉄砲もあって、水着に着替えた子ども達が大はしゃぎ。

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エネルギーを思いっきり発散してもらったところで再び車に乗り込み、
さらに2時間30分かっ飛ばす。
ようやく目的地のネープルズに到着。

チェックインしたホテルは裏に川が流れていて、
子ども達はまたまた大喜び。
川に沿って散歩をしていると小魚やカメ、あひるが泳いでいる。
さらには大きな黒いヘビが足元をシュルシュル!と通り抜けて
川の中へ入っていった。

ホテルでは大学時代の友人アニーと再会を果たした。
彼女も2児の母となり、久々のおしゃべりに花が咲く。

明日はいよいよ、旧友の結婚式だ。