新学期

8月20日。
子ども達は新学期を迎えた。

次男は去年1年間、フロリダ州が行っているVPKプログラム
1日3時間づつプレスクールに通わせてもらったお陰で、
スムーズに幼稚園部に移行することができた。
アルファベットや数字を教えてもらえたのも有り難いが、
それ以上に、精神的に学校へ行く準備が出来たことは、
本人にとっても、親にとっても本当に喜ばしい。


学用品を買い揃え、真新しいバックパックやクレヨン、
ハサミなどを手にとって、うれしそうにしていた息子たち。

月曜日の朝もすぐに起きてきて、張り切って学校に行った。
すんなりと、振り向きもせずに教室に入っていった。
迎えに行ってみると、ニコニコ笑顔で車に乗り込み、
待ちきれない!と言わんばかりに初日の報告が始まり、
2方向からの機関銃トークに襲撃されることとなった。

今年から、同じ公立の小学校に通うことになり、
2人を同時に送り迎えできるのが、またうれしい。
朝は8時になれば、身も心も「自由~♪」という気分いっぱい、
踊りだしたいくらいだ。

「子ども達が学校に行き始めたら・・・」と
密かに心の中で作っていた、やりたい事の箇条書き。
私もまた、新学期を迎えた気分で、新たなプロジェクトに挑戦だ!

イエローストーン 旅のまとめ

イエローストーン公園は広大であるが、
案内標識がしっかり表示されていて、
目的のトレイルや滝、ピクニック広場などを見つけるのは簡単だ。
自然のなかでのんびりと過ごし、動物や自然を観察、
家族団欒の時間を過ごすのにはもってこいだ。

公園内の宿泊施設とお土産屋さん、レストランなどは
Xanterra というリゾート開発会社が牛耳っている。
競争がない分、値段が高めでサンドイッチ1つが8ドル近くする。
またレストランのメニューや、お土産屋さんに並ぶ商品が、
公園内どこへ行ってもほぼ、同じであった。
炊飯器があれば、おにぎりが食べられるのに・・・
と思うほど、食生活が単調になってくる。
旦那に話しかけてきたイラン人のおじさんは、
サンフランシスコから車で来ていて、
「昨日は外でカバーブを焼いたんだ、最高だった!」
と誇らしげに語っていた。
肉を買って、ホテルで仕込んだのだろうか?
白米を炊いて、海苔を貼り付けている日本人より、根性がある。
旅先で、お国の食べ物が恋しくなるのは万国共通らしい。

Xanterra の評価すべき点としては、
公園内でもホテルでも、リサイクルを徹底していて、
ホテルではエコ石鹸を使っていたり、
宿泊客が希望しない場合、シーツを4日目まで変えない、など
色々な面で資源の節約に努める姿勢は素晴らしかった。

8月上旬のイエローストーン、気候はとても過ごしやすかった。
朝晩は冷え込み、私はジャケットを着ていたが、
フロリダの暑さにウンザリしている人間にとっては、
この涼しさが、気持ちよかった。
しかし、到着2日目から長男の唇は極端に乾燥し、
口が開けられないほど、ひび割れてしまった。
リップクリームを何度塗っても追いつかないほど。
乾燥肌の方は要注意!
保湿性の優れたローションやリップクリームなど、
準備万端に旅行されることをお薦めする。
(公園内でも手に入るが、商品が限られ、値段が高め。)
風は涼しいが、日差しは強いので、日焼けにも要注意。
フロリダでは「蚊マグネット」と自称する私だが、
ワイオミングでは全く気にならず、虫スプレーは不要だった。

自然が長い年月をかけて作り上げた不思議な光景に、
また一つ出遭うことができ、感動させてもらった。
カルデラの上を走り回るシマリスを見て、その強かさに驚かされたり、
山火事で立ち枯れている木々の間に、緑の草と優しい色の花が咲いていたり。
その光景、ひとつひとつが心にジンワリと栄養を与えてくれて、
フロリダに帰って来た私達は、また、気持ちも新たに、
日々の生活に、せっせと勤しむことができている。
自然に、生きている事に、旅行を楽しめることに、
全てに感謝。

イエローストーン公園 旅行記5

イエローストーン5日目の最終日は、
メイン・アトラクションであるオールド・フェイスフルへ。
この地区は世界でも指折りの、間欠泉が集中した活火山地帯だ。
公園内で一番の観光スポットでもあり、
観光施設が充実し、観光客の数もものすごかった。
オールド・フェイスフルに到着して、まずビジターセンターを訪れた。
ここで『トレイル・ガイド』を手に入れ、
同時に「次回の噴き上げ時刻」を確認する。
オールド・フェイスフルは巨大間欠泉の中で、
一番定期的に温水を吹き上げることで有名。
約90分ごとに、30~55メートルもの高さに温水を噴き上げるのだ。
辛抱強く待っていた観光客が、間欠泉の噴き上げと同時に
大喝采、一斉に写真やビデオを撮る。
old faithful
数分間のショーを楽しんだ後、我々は
オールド・フェイスフル・イン・ダイニング・ルーム』で昼食。
料理を待たなくてもいいように、ウェスタン・バッフェを選んだ。
大きなトラウトのフライがあったので得した気分。
飲み物(ソフトドリンク、ミルク、コーヒーなど)付きで
大人14ドル25セント、子ども6ドル95セントと、手ごろな値段であった。
(ディナーは要予約で値段も上がる。)
old faithful inn
このオールドフェイスフル・インは宿泊施設でもあるが、
建物はとても古く、正面玄関を入ったロビーから見上げると、
歴史の重みとユニークなデザインで、とても見ごたえがある。

食事を終えて、トレイルを歩いていると、2回目の噴き上げが始まった。


その後はガイドを見ながらトレイルを進み、
様々な色や形の間欠泉や温泉を見ながら進む。
grotto geyser
独特な形の『グロット・ガイザー』
firehole river
『ファイヤーホール川』に温水が注ぎ込んでいる

オールド・フェイスフルの一番奥まった所に位置する
『モーニング・グローリー・プール』は深い中央のブルーが美しく、
淵に近づくにつれて温度が下がり、
緑(アルジー)とオレンジや黄色(微生物)になっている。
morning glory
残念なのは、コインやその他異物を投げ込む観光客が後を絶たず、
年々温度が下がり、それに伴ってプールの色も変わってきているのだという。
(前回、異物を取り除いた時には女性の下着まで発見されたとのこと!)

オールド・フェイスフルに戻りながら、小高い丘になっている
『オブザベーション・ポイント』に登りたかったのだが、
子ども達が「トイレー!」と言い始めたり、
連日の疲れで、そちらまで登る士気が高まらず、逃してしまった。
高い場所から間欠泉の噴き上げを見下ろすのもまた、一興だろう。

足を伸ばせば一日中ハイキングを楽しめるこの一帯は、
イエローストーンに旅行するなら、見逃せない観光スポットであった。
5日間たっぷり自然を満喫して、体は疲れたけれど、
気分はスッキリ、充電完了!

イエローストーン公園 旅行記4

4日目はフィッシングブリッジ周辺を散策。
連日の長時間ドライブに少々疲れが出ているので、
近場を足で歩いてみることしにした。
by lake
こちらはイエローストーン湖への『ペリカン・クリーク』ハイキングコース。
by lake2
湖の砂地には沢山の足跡が。
footprints
明け方、人間が活動を始める前に水を飲みに来るのだろう。
鳥、鹿、大きめのものはエルクかバッファローだろう。
明らかに熊の足跡!を見てドキッ!とし、
帰り道は前後左右に気を配りながら、早足で進んだ。

yellowstone lake
『Lake Butte Overlook』(2544m)からの眺め。
イエローストーン湖は海抜2357メートルに位置し、
一年のうち、7ヶ月ほどは凍っている湖だそうだ。
こうして見下ろすと、とても穏やかに見えるが、
近くに行くと、海かと思うほど波立っていたりする。

自然の山火事で丸焼けになった山が所々にあるが、
木々は立ち枯れたままになっている。
burned trees
寒い季節が長すぎて、微生物の活動期間も短くなり、
なかなか朽ちない。
日照時間(期間)も短いので、新しい木もなかなか育たないのでは?
と、大学では森林学を専攻していた旦那は興味深げに語っていた
(だのに車を売っている、おじさん。)

たまたま立ち寄ったピクニック広場から
『アバランチ・ピーク』というトレイルが出ていたので
昇ってみることにした。
後でガイドブックを見ると、3221メートル、
ほぼ全て上り坂、という、かなり過酷なルートだったのだが、
ピクニック広場で軽い昼食を摂った私達は、
軽いノリで手ぶらで昇ることにした。
「水のボトルくらい持って行ったら?」という私の提案に、
「チッ」と舌打ち(イラン人はこれでNOと意思表示)した旦那。

「山をなめんなよぉ!」と心の中で叫びながら、
私と次男がグングン登って行く後ろから、
スポーツで日ごろ鍛えている筈の旦那と長男は、
ノロノロと進み、休憩ばかりとっている。
avalanch
途中、山から降りてくる小川の水をガブ飲みする男3人。
私は遠慮しておいて、腰を下ろして休憩していると、
完全装備のハイカーが、チューブで水を飲みながら下ってきた。
「君達はまだ、半分も昇っていないよ。
でも上の方へ行ったら綺麗だよ!頑張って!!」
とさわやかに現状報告され、一同、愕然とする。
だから山をなめるな、と言ったのだ。
avalanch
少し進むと一面の花畑!
flowers2
flowers
この景色で満足感いっぱいになったらしい旦那は、
「よし、下りるぞ!」と、踵を返した。
下りると決まった途端、さっきまでダラダラしていた
長男と旦那チームは俄然元気を出し、
「なーんだ、こんな道。全然疲れてないやぁ!」などと
大声で喋り通しの下り道であった。
憎らしいが、熊よけにはもってこいのヤツらである。

帰りにフィッシング・ブリッジの周りを歩いた。
fishing bridge
この橋の近くにある『ジェネラル・ストア』には、
お土産物の他に、食料品のコーナーもあった。
また、レトロなダイナー風の食堂が入っていて、
バーガーやホットドッグ、グリルド・フィッシュ・サンドに
食べきれないほどフライド・ポテトがついてきた。

レイクビレッジにあるお土産屋さんで食べた
アイスクリームもこのボリューム。
icecream
歩いて、食べて、満足満足。
fishing bridge2

イエローストーン公園 旅行記3

3日目は少し趣向を変えて、公園の西側の玄関口である、
ウェスト・イエローストーンの町に出掛けた。
グリズリー・アンド・ウルフ・ディスカバリー・センター』で
クマと狼を見よう!というのが目的。
しかし、この施設は予想以上に小規模だった。
bear
1時間ごとに2頭づつ、熊が登場。
隠されたフルーツや蜂蜜などの餌を探して歩き回る。
このエサを隠すお手伝いを、子どもなら2ドルでできるそうだ。
(朝、夕方の一日2回、指定の時間のみ。)
狼は茂みの下に寝ていて、全く動かず、
「毛が見えるけど・・・!?」という程度。
その他にはフクロウ、ハゲワシなどがいる。
大人10ドル50セント、子ども5ドル50セントの入場料で2日連続入場可能。
少々物足りなかったが、寄付と思えばまぁ、いいか。

街のスーパーマーケットで、フルーツやパンなどを買い込み、
またイエローストーン公園内に戻った。
west entrance
川原でピクニック。


帰り道に『ローワー・ガイザー』と
『ミッドウェイ・ガイザー』に立ち寄った。

ガイドブックで下調べをしていた私は、
ミッドウェイ・ガイザーを少し南に行った所にある、
『フェアリー・フォール・トレイル』に直行した。
石ころの道を歩いて行くと、
イエローストーンで一番大きく美しいと言われる
『グランド・プリズマティック・スプリング』の裏側に出る。
道の左側の急斜面を登って振り返れば、この景色!
grand prismatic
ガイドブックの言葉を借りれば「青い瞳が虹色の涙を流したよう」。
grand prismatic2
しかしこの急斜面、「道なき道」という感じなので、
旦那はガンとして登りたがらず、
私と息子達2人が「綺麗だねぇ」とウットリ、
記念撮影をしていると言うのに、遥か下の砂利道から
「おーーーーい!早く戻ってこーーーい!」と何度も叫んでいた。
しぶしぶ旦那の元に戻ってみれば
「どうなってるんだ、この穴(斜面に上る道を指して)!
通るアジア人は必ず飛び込んでくじゃないか!
お前ら、アジア人だけの秘密の暗号でも送り合ってんのか!?」
「アジア人は勤勉だから、ガイドブック読んで調べてくるの!」と
私が切り返しても、納得する様子はなく、
この絶景スポットを勝手に『アジアン・ホール』と名づけ、
自分は登って見ていないのに
「近くへ行けばもっとよく見える!」
と言い張る、石頭ぶり。

それじゃあ、と戻って『ミッドウェイ・ガイザー』の駐車場に入り、
木の遊歩道を歩いて、グランド・プリズマティックの近くまで行ってみた。
midway geyser
この色彩は種類の違う微生物が、それぞれ耐えうる温度の部分に住み、
この様な自然美を織り成すのだそうだ。
midway geyser2
midway geyser3
midway geyser4
温泉が川に流れ込んでいるのを見て、入りたい!と言っていた息子達。
こんなに温泉が湧き出しているのだから、なぜに温泉宿を作らんのだ!?
と思うのは、やはり大和魂だろうか。
midway geyser6

イエローストーン公園 旅行記2

イエローストーン公園、2日目の朝。
早めに起きて車に乗り込んだ。

mud bolcano
こちらは『マッド・ボルケーノ(泥火山)』。
木の遊歩道が丘をぐるりと回る形で続いていて、
景色もよく、程よい距離の早朝散歩になった。

もくもくと煙を吐き出す『ドラゴン・マウス』は迫力があった。

mud volcano2
駐車場ではこんな光景も。

北に向かってドライブを続けると、ヘイデン・バレーに入る。
heyden valley
突然森が開けて、広大な草原がパァー!と広がる。
heyden valley2
そしてあちこちに見えるバイソンの群れ。
公園内は動物優先なので、彼らが道路を横断する時は、
車は停まって待つ。
heyden valley3
heyden valley4
とても牧歌的な風景であるが、バイソンが近づいてくるとさすがに迫力がある。
サファリパークとは違って野生動物なので、
ある程度距離を置いて観察することが義務付けられているのだが、
遠くからやって来た観光客の中には、
念願の動物を目の前にした瞬間、我を忘れてしまう者が少なくない。
あちこちにある車寄せに駐車してから写真を撮る決まりも忘れ、
好き勝手にブレーキを踏んでいるので、
渋滞が起き、皆、ノロノロ運転。
追突事故が多発しているとも読んだ。
さらに車から下りて、バイソンに近寄っていく人も沢山いる。
滞在中に読んだ新聞記事によれば、バイソンが近づいてきても
逃げなかった男性は、バイソンに頭突きで投げ上げられ、
ヘリコプターで病院に運ばれたらしい。
bison
恐ろしや、恐ろしや。

さらに進んでキャニオン地区に入る。
湖と森→草原→渓谷と全く違う風景が、
次々と出現するので飽きない。
キャニオン地区にある、大きな滝の一つ、
ローワー・フォールを、まずは遠くから眺める。
canyon
次に『ブリンク・オブ・ローワー・フォール』と言うトレイルに。
急な斜面をジグザクに道が下りて行き、
最後は滝の真上に到着。
lower fall
lower fall3
lower fall2
滝の少し上流で、鹿が反対岸に渡ろうとしていた。
何度も場所を変えては挑戦しようとするが、流れが強すぎる。
滝つぼに落ちてしまうのではないか、と気が気でなかった。

ルーズベルト・ロッジ・ダイニングルーム』で昼食を取ることにした。
小屋を改装したようなレストランで、
バーベキュー・リブとトラウトのオードブル、
バイソンとエルク(大鹿)の肉を使ったタコ・サラダを注文。
意外とクセも臭いもなく、脂質の少ないビーフという感じ。

昼食の後、野生動物が見られることで有名なラマー・バレーをドライブ。
朝早く、もしくは日没前が動物の活動時間なので、
その時間帯に出かければ、もっと近くで野生動物が見られたかもしれない。
真昼間なので、あまり期待してはいなかったが、
車寄せに沢山人がいて、全員双眼鏡を覗いている。
どうやら山の麓に熊がいるらしい。
とは言っても、双眼鏡を持っていない私たちには、
ただの黒い点にしか見えず、
「熊かもね」という程度で通り過ぎた。
このラマー・バレーの先には、
アメリカで一番美しいドライブコースとも言われる
ベアトゥース・ハイウェイ』があるのだが、
イエローストーン公園内を回るので精一杯の私たちは
そこまで足を延ばさず、レマー・バレーの途中で引き返した。
イージー・ライダーみたいな、大きなバイクに跨った
おっちゃん、おばちゃんがブンブン走っていったので、
きっと、ドライブの好きな方にはたまらないスポットに違いない。

パーク内に戻って西に進む。
マンモス・スプリングは大きな観光地区だったが、
繁華なところは素通りして、
『マンモス・ホットスプリング・テラス』を散策。
mommoth hot springs
自然が作った壮大な彫刻、とでも言えそうなテラス。
mommoth2

さらに『ノリス・ゲイザー』を回って、間欠泉づくしの一日であった。

8900平方キロメートルの公園を通る道路は
数字の『8』の形になっている。
この日は、8の字の上の輪一周したことになる。
沢山ドライブし、沢山歩いた一日であった。

イエローストーン公園 旅行記1

今年の家族旅行はイエローストーン国立公園へ行ってきた。
世界最古の国立公園であり、世界遺産にも指定されている。
200以上の間欠泉や、手付かずの生態系で野生動物が見られることでも有名だ。

同じアメリカであっても、フロリダからは遠い。
午後12時に最初の飛行機に乗り、
アトランタ、ソルトレイク・シティーを経由して、
ワイオミング州ジャクソン・ホール空港に到着したのは夜の9時すぎ。
arriveJAC
フロリダとワイオミングでは2時間の時差があるので、
実際には約11時間の旅であった。
空港でレンタカーを借り、モーテルに直行した。

翌朝、モーテルをチェックアウトし、
短時間ながらジャクソンの町を探索した。
ジャクソンは全米でも有数のスキー観光地らしい。
そのため、お土産屋さんやレストランが密集したダウンタウンを中心に、
普通のお店もログキャビン風の外観だったり、
街の景観が統一されていて、なかなか雰囲気がいい。
食料を買いに立ち寄ったジャクソン・ホール・グローサーは、
オーガニック食品・商品が充実したスーパーマーケットで、
草を食べて育った地元産の牛肉や、
豊富な種類のオーガニック青果が沢山ならんでいて、
「こんなお店が地元にあったらいいなぁ・・・」と
うらやましい限りであった。
他にもアメリカでは、なかなかお目にかかれない
本格派のケーキ屋さんAtelier Ortegaがあったり、
とにかく魅力的な街であった。

水やスナック、果物を車に積んで、イエロー国立公園を目指す。
ジャクソンの観光街を抜けると、国立エルク保護地区が広がっている。
Elk Refuge
しばらく運転すると、乾いた色の低木が茂る荒野が
だだっ広く続く景色になった。
旦那は「イランの生まれ育った村に似ている・・・」
と悪夢でも見たかのような苦い口調。
焚き木にするため、枯れた低木を広い集めさせられたのだそうだ。

グランドティトンの山がだんだんと近づいてくる。
独特な形をした、切り立った岩山の頂には万年雪も見られた。
フロリダには山がないので、山国・日本で生まれた者としては、
久々に山を見ると、郷愁が湧き上がってくる。

30分ほどでグランドティトン国立公園の入り口に到着。
車1台につき、25ドルの入場料を払う。
これでグランドティトンとイエローストーン両公園に
7日間入園可能なので、かなり良心的な値段と言える。

最初の休憩地はジャクソン湖のダムの近く。
jackson lake
先ほど買ったチェリーを湖で洗って食べる旦那と子ども達。
さらに進むとイエローストーンの南入り口に到着。
景色は渓谷あり、針葉樹林あり、
道端に咲く野草もきれいで飽きずにドライブを楽しんだ。

イエローストーン公園内で、最初に立ち寄ったのはウェスト・サム。
地図はこちら
イエローストーン湖のすぐ脇に位置していて、
施設は簡易トイレと小屋の様なおみやげ物屋さんがあるだけだが、
けっこう見所のある場所だった。
west thumb1
湖に向かって降りていくと、間欠泉が沢山湧き出している。
west thumb2
美しい泉の様なものから、
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泥水がボコボコ沸騰したようなもの、
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そうとう深いものは水の色がとても綺麗だ。
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west thumb7
湖の中に湧き出している温泉は、温かい水に小魚が群がっていた。

湖にそってドライブし、宿泊先のレイク・ホテルに到着。
本館ではなく、フロンティア・キャビンという施設に5泊する。
キャビンの見た目は「掘っ建て小屋」だったが、
中は綺麗で居心地がよかった。
1泊135ドルであった。
公園内の宿泊施設はとにかく人気がある。
近くの街に宿を取ると、東西南北、いづれかの方向に、
50マイルほど運転しなければならなくなるからだ。
もしイエローストーンに旅行したい方がおられたら、
1年ほど前からホテルの予約状況をチェックすることをオススメする。

キャビンに入った瞬間に、旦那が驚愕の声を上げた。
「テレビはないのか!?」
自然真っ只中を選んでおいて、テレビとは・・・
と思ったが、旦那はオリンピックをゆっくり見るのを
楽しみにしていたらしい。
その気持ちを汲んで、わざわざ本館のホテル・フロントまで
テレビはないのか、訊きに出掛けた。
強面のオバちゃんに
「イエローストーン公園内ではテレビは見られません!」と
バッサリと言われてしまった。

気づけばインターネットも、携帯電話の電波すら届かない。
本当に、自然の真っ只中に来てしまったのだ、と
いまさら気づいた一行であった。
つづく

旅行から戻って

ずいぶんとブログを放ったらかしにしてしまった。
旅行から帰ってきたばかりなのだが、
空白の一ヶ月を埋めるために、近況報告から始めたいと思う。

6月、7月は、ひたすら家と車屋を往復し、
夕方から長男の空手、もしくはプールへ行って泳いでいた。
おかげで息子達はだいぶ上達し、
長男は深いところでも平気で泳げるようになり、
次男は息継ぎしながらしばらく泳いでいられるようになった。

7月最後の週は最も忙しかった。
旦那は酷暑の中、毎日汗でずぶ濡れになって働いていた。

そして8月1日。
ようやく夏の休暇を取って、7泊8日の家族旅行に出掛けて来た。
旅行記は写真も織り混ぜて、追い追い更新したいと思う。


長いと思っていた夏休みも終わりが見えてきた。
子ども達は8月20日に新学期を迎える。
学用品を買い揃えたり、
早起きの練習を始めたり、
既にせわしい気分である。