トルシー

蜂蜜おじさんから蜂蜜を買った時、同時にこれも買った。
torshi jar

もともとはオリープが12キロ入っていたコンテナらしいが、中身はオリーブではない。
開けてみると・・・
torshi open
わかるかな?

これはトルシー、イランの漬物だ。
蜂蜜おじさんの奥さん作だ。
赤っぽいのはナゼ?と訊くと、紫キャベツとビーツが入っているからだそうだ。
torshi
お皿に上げるとこんな見た目。

トルシーには何の野菜を入れてもいいらしい。
ニンジン、キャベツ、きゅうり、ペッパー、なす、カリフラワー、玉ねぎ・・・
本当に何でもかんでも、ごちゃ混ぜ、と言った感じだ。

これはちょっと、私にとって不思議だ。
イランの煮込み料理などは、食材を2,3品入れたシンプルな物が多い。
例えば「鶏肉とニンジン」とか、「ナスと牛肉」とか。
和風の煮物を、根菜や肉、コンニャクなど、具沢山に作って食卓に出したら
「なんでこんなにゴチャゴチャといろんな物が入っているんだ?」と、
旦那に言われた事がある。
そうか、具材はシンプルなのがいいのか、と思った。

それなのに、このトルシーのごちゃ混ぜぶりはなんだ?
不思議である。
しかし、なぜかと問うてみても、それは愚問というものだろう。
昔から慣れ親しんだ料理のスタイルとはそういうもの。
いろんな物がゴチャゴチャしている煮物は許せなくても、
漬物は片っ端から放り込むのが、彼らの『常識』なのだから。
それに、こんなに何でも食べられてしまう漬物、お得感たっぷりではないか。
(フロリダ娘、食べ物に関しては特に寛大である!)

と言っても、私はトルシーを漬けた事がないし、漬け方もよくわかっていない。
漬物なので家庭の味というか、バリエーションが色々あると思うが、
日本語で書いてあるレシピを見つけたので、ご興味のある方はチェックして頂きたい。
マリヤムさんのレシピ
こちらではトルシーの説明と、3種類のレシピが紹介されている。
ミックスフルーツのトルシーはまだ食べたことがない。
次回イランに行ったら、ぜひ食べてみたいものだ。

イランのお嫁さんはご飯が上手に炊けるようになって、
漬物が漬けられたら一人前、と言ったところだろうか。

なんだか、古き良き日本妻の条件の様な?

プロジェクト「風呂敷」

フロリダで唯一(?)の私設図書館は、じわじわと好評を博している。
定期的に本を借りに来てくれる常連さんができ、
本の寄付もあちこちから寄せられて、
皆さんのお陰で、蔵書も350冊ほどになった。
gainesville bunko

そしてまた、プロジェクトに情熱を注いでいる。
オリジナルしおりの次は・・・風呂敷である。

きっかけは、今年のクリスマスプレゼントを考えていて、
何か和風な物を・・・と、風呂敷に目が留まった事だった。
アメリカでは(他の国でも多いらしいが)綺麗にラッピングしてプレゼントしても、
目の前でビリビリッ!と思い切り包装紙を破られてしまう。
悪気がないのはわかっていても、見るに忍びない、と言うのが日本人の本音である。

エコバッグが世界的に流行る昨今、何度も使える包装、というのは
なかなか時代性に合っていると思う。
しかも風呂敷は、形や大きさを問わず、自由自在に大方の物を包めてしまう。
素材・色・模様などは、四季折々で変わり、用途で変わり、
縁起のいい柄が施してあるものは、贈り物としても喜ばれる。
粋で遊び心があり、情緒豊かな「文化性」を併せ持つ風呂敷は、
まさに日本が世界に誇るべき「最高のエコバッグ」と言えよう。

風呂敷だ!風呂敷しかない!

盛り上がりだしたら止まらないフロリダ娘。
しかし日本から風呂敷を購入して取り寄せるには、時間もお金も掛かる。
イーベイなどで探しても、意外とお高く、しり込みしてしまう。
図書館のオリジナルグッズに加えることも考えていたので、
どうにかして安く、オリジナリティーが出せないものか?と考えた結果・・・
furoshiki fabric
和柄の布 いろいろ

これらの布は殆ど全てアメリカのテキスタイル会社から発売されており、
デザイナーも親日家の(日本的に言えば)外国人によるものらしい。
和風なのだが、どこか洋風な雰囲気があって、そこがまた気に入った。
適当な大きさに裁断し、四辺をミシンで直線縫いすれば風呂敷の完成。

さらにさらに
ribbon
こちらは「おしゃべリボン」でオーダーしたオリジナル。
ウェブサイトで簡単に、リボンの色や幅はもちろん、
字体やワンポイントの模様を自分で選ぶことができる。
クレジットカードで決済して、日本の実家に送ってもらい、
それを母がフロリダに送ってくれた。
furoshiki logo
オリジナルのロゴ入り風呂敷 できあがり!

furoshiki set
竹材のリングも取り寄せた。
furoshikibag
風呂敷をリングに結びつければバッグに早変わり!


クリスマスプレゼントを風呂敷で包み、風呂敷の使い方をプリントアウトして添付した。
何度も何度も使ってもらえますように。

もちろん、図書館のオリジナルグッズとして発売中。
売上金は全て図書館の運営費として、新しい本の購入に使わせて頂く予定。
よろしくお願いします!

5種類の蜂蜜

ずっと以前に蜂蜜おじさんのことを書いたことがあった。
相変わらず突然やって来ては、
トラックの荷台から、おいしいものをアレコレ出して、
食の探求心を刺激してくれている。

今回は5種類の蜂蜜が同時に届いた。
5 honey
左から順に
ワイルドフラワー(ブラウン)
ブラックベリー
ワイルドフラワー(ブラック)
トゥーペロ
ブリドル・リース

ワイルドフラワーは名前の通り、
自然の花畑に蜂の巣箱を設置して、野花から集めた蜂蜜だ。
約60種類の花の蜜が入っていると言う。

ブラックベリーはおじさんの自信作。
「味がいい蜂蜜だよ」と言いながら、最後の3瓶を気前良く売ってくれた。
こちらも野生のブラックベリーの花から蜂が集めたものだ。

ワイルドフラワーの黒い方は特に濃厚で、
約100種類の野花から集められた蜂蜜。
プロポリスやビーポーレン(蜂花粉)が多量に含まれているため、
栄養があり、人気もある蜂蜜だ。
値段も他の蜂蜜より少し高くなっている。
私の舌には黒糖を思わせるような味。

トゥーペロ蜂蜜はミックス蜂蜜で、
トゥーペロ(ブラックガム、ペッパーリッジ・ツリーとも呼ばれる)と
Gallberry(モチノキの一種)とSorghum(ソルガム、モロコシ属)の
花から集めて作られた蜂蜜だそうだ。

ブリドル・リース(Bridle Wreath)の蜂蜜は
糖度が一番低い、つまりカロリーが一番低い蜂蜜。
夏に真っ盛りになる白い小さな花から集められた、
「夏の蜂蜜」だそうだ。
食べた時に「お酒っぽい味がする!」とおじさんに言うと、
「そんな筈はない!」と驚かれたが、
私の(あてにならない)味覚には、なんとなくお酒を思わせる味であった。

以上、小ぶりの瓶なのだが15ドルと手ごろの値段。
ワイルドフラワーのブラックだけは17ドルだそうだ。
5 honey 2
地元の方々にもぜひ食べて欲しい!
と思い、多めに買っておいた。

以前にも書いたが、おじさんの蜂蜜は
オーガニックの農園や
農薬や殺虫剤などが使われていない
自然の花畑に巣箱を置いているので安心だ。
さらに最近の養蜂場は、蜂にコーンシロップを与え、
蜂がそれを巣に運んだだけの「コーンシロップ蜂蜜」が多いのだそうだ。
おじさんが教えてくれた、本物の蜂蜜の見分け方、
知りたい方はこちら


おじいさんも、お父さんもイランで養蜂家だった、
と言う、生まれも育ちも蜂蜜づくしなおじさん。
1年ほど前に、イランからお嫁さんを連れてきて以来、
トラックの助手席に毎回、綺麗な奥さんを乗せている。
「おじさん、よかったなぁ」と思っていたら、
今回さらにうれしいニュースが。
奥さんは妊娠6ヶ月なのだそうだ。
おじさんがベイビーを連れてやってくる日が待ち遠しい。