日本語クラブ「節分」 

1月最後の「日本語クラブ」は節分がテーマだった。
2月最初の日曜日がちょうど節分当日なのだけれど、
しばらく参加できなくなるメンバーさんが、この楽しいイベントを逃してはいけない!
と一週間早く、節分についてのお勉強した次第だ。

ここのところ、連日よい天気が続いているので、
毎週公園に集合して勉強会、休憩はピクニック風にやっている。

節分がテーマということで、このサイトから鬼のお面をプリントして行った。
子ども達が好きな色に塗り、ハサミで切り抜いて、
テープと輪ゴムを使ってお面が完成。
ひろこさんが炒ってくれた節分豆を食べながら作業して、楽しい会となった。
素朴な味の豆は、子ども達にも大人気だった。
あまりおいしくて、投げるのがもったいない!と言う意見が出て、
肝心の「おには~そと!ふくは~うち!」の豆まきはナシ。
それをやるのはやはり自宅がいいだろう、ということで
豆まきは各家庭で節分当日にやることにした。

「鬼ってなに?」
「鬼が出てくるお話、知ってる人?」
イラストが載っている本を皆に見てもらいながら訊いてみる。
どんどん手が上がって、立ち上がって、身を乗り出して!
意見を言うのが待ちきれない様子の子ども達。
この積極性はアメリカっぽい気がする。
でも「ももたろう」や「いっすんぼうし」など、
日本のむかしばなしをしっかり知っているあたり、やっぱり日本人だね。

こういった楽しい行事を通して、アメリカの文化も、日本の文化も知ってほしい。
色々な文化があって、お祝いがあって、面白いなぁ、と思ってくれたら何よりだ。

(ひろこさんが写真も撮ってくれたので、ぜひ彼女のブログでご覧頂きたい。)

ひらがなの練習

日本語の読み書きの勉強で、一番初めは「ひらがな」の習得。
ゲームや競争が好きな我が家の子ども達には、
カルタがよく合っているようだ。

私がよく活用させてもらっているのが「幼児の学習素材館」。
無料の教材が沢山あり、かるたも4種類ほどある。
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印刷して、
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切り取り、
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ラミネート用のプラスチックシートに挟んで、
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ラミネーターに通す
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それをまた切り取って「かるた」が完成!

ただ絵がある場合は、ひらがなの文字ではなく、
その絵を覚えてしまうので少々難あり。
時々は文字だけを見せて、どのくらい文字を覚えているのか、
それとなくチェックしている。

日本にいたら、街を歩いていても、テレビを見ていても、
ひらがなが目に飛び込んでくるし、生活に必要不可欠だ。
それを補うのは、他国に暮らしていては容易ではないが、
色々な形で日々の生活の中にひらがなが登場するようにしていく他ない。
以前は「ひらがなクッキー」を焼いてみたこともあった。

何人かの日本人のご家庭では、あちこちに物の名前を書いて貼っている。
バスルームに行けば「かがみ」「はぶらし」
リビングルームでは「つくえ」「まど」「ほんだな」など。
ひらがな(漢字を覚える年齢では漢字で表示もあり)が目に飛び込んでくるので、
これもいいアイデアだと思う。

だんだんとひらがなを覚えてくると、
「い・・・・ち・・・・・ご・・・・・いちご!」
文字がつながって意味のある言葉になる!
と知った時の、嬉しそうな声。
たまらない。
本人達にとっても、この「わかった瞬間」がモチベーションとなる。


実は数人のアメリカ人に日本語を教えてくれ、と頼まれて、
シロウトながら週1回、先生の真似事をしている。
そのうちの一人、青年Eさんは、独学でひらがなを習得。
ひらがなで書かれている絵本を渡すと、
「む・か・し・む・か・し・・・・」と読み始める。
しかし、自分の口から出てくる音が何を意味するのかは全くわからない。
息子達の様に「わかった瞬間」の喜びを感じる事は、ほとんどない。
これは語彙がないからで、彼には単語カードを作ったり、
色々な方法で「単語」を教えて、語彙を増やしていく必要がある。

そう考えると、やはり読み書きの前に、会話や本の読み聞かせを通はして、
聞いていて意味がわかる、単語を沢山知っているという土台を作るのは
大切なのだなぁ、と思う。

我が家の言語環境

海外で暮らす日本人家族や、国際結婚をされた方々は、
多かれ少なかれ、言語について考えるところがあると思う。

生まれ育つ国の言葉と、両親が話す言葉が違う場合、
どちらの言葉を「母国語」とするのか?
2ヶ国語を同時に覚えるような環境にするには、どうすればいいのか?
会話だけを覚えるのか?
読み書きもできるようにした方がよいのか?
考え始めれば、尽きることはない。

欲張りな母親のエゴかもしれないが、
私は子ども達が日本語で会話できる能力、
そしてある程度の読み書きができるようになってほしいと思っている。
今のところ日本に移住する予定はないが、
将来、日本へ留学、就職のチャンスがあるかもしれない。

日本語を学ぶためにはどうしたらいいか?
それは目下、模索中の課題である。

我が家の言語環境は母親が日本語、父親がペルシャ語、
育っている国・学校では英語と、3ヶ国語が存在する。

長男の日本語はスカイプで日本の家族と普通に喋るレベル。
次男は恥ずかしいのと語彙が少ないのとで、あまり喋らないが、
相手の言っていることは、ほぼ理解できるレベル。
ちなみに旦那の日本語は単語を4,5個知っているだけ。

旦那は子ども達にペルシャ語で話しかける事は殆どなく、
子ども達は単語を知っている程度だ。
(しかもほとんどが悪い言葉・・・。)
イランに行っても、祖父母や親戚の言っている事はチンプンカンプンなレベル。
私のペルシャ語のレベルは、想像力の翼を羽ばたかせまくって、
イランの家族が言っている事が4割くらいわかるかな?という程度。

家族4人での日常会話は英語だ。
子ども達は地元の公立小学校で普通学級に通っている。
入学の際、英語の理解度テストを一応受けたが問題なく、
年齢相応のクラスで普通の授業を受けている。


子ども達が生まれてから就学年齢までにした事。
私が子ども達と一緒の時は、できるだけ日本語で話すよう心がけてきた。
そして日本語の絵本を沢山読んだ。

1年ほど前、長男が小学生1年生、次男が年長の年齢から、
読み書きの勉強を意識するようになった。
ひらがなと漢字を勉強するために、
ウェブサイトで見つけた無料教材を活用したり、
有料のサービスもやってみたりしている。

参考になるかどうか、わからないが、
これからはちょくちょく、どんな教材を使い、
子ども達の反応がどうであったかを、このブログで綴って行きたい。
(ご興味のある方は画面右側のトピックから「日本語」を選択してください。
新しいものから順に日本語関係のエントリーを読むことができます。)

健康面 前途多難

毎年痛くなる私の腰、または脚。
いつもは3月か4月なのだが、今年は早々、もう痛くなってしまった。

なんか腰がヘンだなー、と思っていたら、段々張りがひどくなり、
少し動くとグキッ!グキッ!と鈍痛が走るようになった。
腰をかばってヘンな体勢で過ごすので、痛みが背中の上の方へ。

あー、これはまた鍼灸の先生の所へ駆け込まなきゃダメかなぁ。
そう思っていた矢先。

旦那は年末にウォリーボール(室内ラケットボールコートでするバレーボール)
をしていて、右手を壁にぶつけてしまった。
手は腫れ上がり、ずっと痛みが続いていた様子だが、医者に行かない頑固者。
一年に一回の定期健診の時期が来たよ、と無理やり背中を押すと、
ようやく重い腰を上げて、医者に行ってきた。
レントゲンの結果、骨にヒビが入っているらしい。
専門医を紹介されて、もっと詳しく診察・治療してもらうこととなった。
しかしさらに深刻な事に、コレステロール数値がものすごく高くなっていた。
週5日は運動していた旦那は、手の怪我で3週間、
まったく運動できずにいたので、それが原因なのでは?と素人の私は思ったが、
担当医に言わせれば「ちょっと運動したくらいで下がる数値ではない」とのこと。
コレステロールを下げるための薬を処方されて帰ってきた。

いままで病気知らずの医者要らずだった旦那だけに、
薬を飲んだり、医者に通ったり、なんだか余計に心配になってしまう。
自分の腰なんていっている場合じゃない!と、
押入れ(クローゼットか・・・)から妊婦用のお腹サポートベルトと、
ハーフパンツ型のサポートを引っ張り出してきて、シッカとつけ、
気合を入れてサロンパスを貼りまくって数日過ごしていたら、
どうにか大丈夫な状態になって来た。

しかしよく考えれば、毎日好き勝手なものを食べて、
大した運動もしていない私は、体重で足腰に負担が掛かっているのだろうし、
旦那もそろそろ食べ物に気を使わなければならない年齢、ということなのだろう。

新年早々、健康面に暗雲たちこめる幕開けとなってしまった。
日々の生活を見直さなければ・・・。

ラミネーター

色々なことに手を出し、首をつっこんだ2012年。
意識が四方八方に飛ぶので、一番大事なはずの自営業で
色々粗相をしてしまい、旦那に見つかる前に必死に取り繕っている今日この頃である。

最近のフロリダ娘愛用『おもちゃ』がこちら。


ラミネーター

クリスマスに自分へのプレゼントとして買ってしまった
(セールだったし、旦那に断わってからちゃんと買ったので問題ナシ!)。
しおりを作っている時期、そう9月頃から
「ラミネーターがあったらなぁ・・・」と思っていた。
だけどケチ子さんとしては、無駄遣いな気がして、
底値に落ちるまで待ったのは我ながら偉いと思う。

ちゃんとツリーの下に飾り、子ども達と一緒に
「わーい!」と喜んでクリスマス気分を満喫。
年末年始の多忙期が過ぎて、いよいよお目見えとなった。

専用のプラスチックの間にラミネートしたい紙を挟み、
機械の上からソッと入れてやるだけ。
熱でプラスチックが硬くなり、しっかりとカバーされた紙が下から出てくる。

子ども達の自信作をラミネート。
laminate
こうすれば、アメリカでは見かけたことのない、
『下敷き』としても使えそうだ。

さらに一番やりたかった事・・・
日本語のお勉強に使うカード類をラミネートしている。
カルタの要領で子ども達が遊ぶため、
紙ではすぐヨレヨレになったり、切れたりしてしまう。
こうすればかなり丈夫になり、見た目も良し。

うーん、これはかなり重宝しそうな予感だ。

サンタさん、ありがとう!(自分だけど・・・)

新春書初め会

毎週末、お友達親子2組と一緒に、日本語に親しむ会をしている。
2012年10月から、ひろこさんと始めたこの会。
今はメンバーが少し増えて、ますます賑やかにやっている次第だ。

さて、お正月第一回目の今日は、書初め大会。
小学生の頃は、ものすごく寒い体育館で
(雪国・新潟なので無理もないが・・・)
寒さと戦いながら書初めをした記憶があるが、
今回はフロリダのゴージャスなお友達宅にお邪魔して、
ノンビリ・ヌクヌクと楽しんでやらせて頂いた。

母親チームがいくつか字の候補を挙げ、
子ども達がそれぞれ、好きな文字を選んで書くことにした。
書道は初めての子が多く、どうなることやら?と思っていたのだが
物怖じせずに活き活きとやっていた。
真っ白な半紙に筆を下ろす瞬間、皆の緊張感が一つになって、
部屋がシン・・・・となったのに少し感動してしまったほどだ。

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長男作

最近大好きなアニメ『Naruto』の影響が如実に現れた一作。
忍者に夢中なお陰で空手の練習にも熱が入り、
柔術にも、また復帰したいと言い始めている。
また週5回の道場通いになるのだろうか?

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次男作

あまり日本語を話さなかった次男。
最近は母親の私もビックリするくらい日本語が伸びてきた。
彼の中で「日本」が大きくなっているのかもしれない。


墨汁が残っていたので、私も20年ぶり?の書初め。
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今年一年、我が家も、世界も、平和でありますように。

パンサー 参上

去年からずっと食べ物ネタばかりが続いたので、
そろそろ我が家の動物事情アップデートをしたい。

結論から言えば、また、増えた。

長男は目標が定まると、わき目も降らずにコツコツ頑張れるタイプである。
今回のお目当ては・・・
またまたウーパールーパー(英名:Axolotl)。

ホッグタウン爬虫類ショップに続々新入荷したベイビー達を見てしまい、
しかも真っ黒(メラノイド)タイプが一匹いるのを知って、
どうしても欲しくなってしまった長男。

朝な夕なに一生懸命皿を洗い、
米をといで、炊飯器にセットして炊き、
洗濯を外に干したり、取り込んだり、畳んだり。
ほ~ら、チャンスはそこら辺じゅうに転がってるよ~。
という母親の言葉に目を輝かせる子ども達は、
1仕事1ドルの報酬をもらって、それを紙に書き留めておく。
(現金を手にするのでなく、紙面上でクレジットをもらうだけ。)
大掃除などを頑張ってくれた日には
「今日は特別3ドル!」なんて、大袈裟にアナウンス。
すると大喜びで「もっと仕事ないの!?」と来るのだから、かわいいもんだ。

そうしてとうとうクレジットが37ドルに達した。
「よく頑張った!」と労をねぎらい、
メラノイドが売れてしまう前に大急ぎでお店へ。
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念願のウーパールーパーを手に入れて本当に嬉しそうな長男。
名前は「パンサー」だそうだ。

桃太郎とタイガーが入っている20ガロンのタンクに仕切りを作り、
右側3分の2が大きい2匹の陣地、
左側の3分の1をパンサーの陣地とした。

ところが一度、仕切りに隙間が開いていて、
長男が直そうとした瞬間に、桃太郎がパンサーを飲み込んでしまった!
パンサーの頭が桃太郎の口から出ている、というグロテスクな状態にも関わらず、
長男は桃太郎を持ち上げて、吐き出させたのだそうだ。
まさに危機一髪!

長男は何度も「危なかったー!」と、そのシーンを思い出しては、
手に汗握った気分を反芻している様子。
これに懲りて、今度はしっかりと仕切りをはめておいてくれよ。
(とは言っても、パンサーの3倍近い大きさがある2匹を
同じタンクに入れておくのは危険すぎるので現在思案中。)

ニューメンバーを迎えて、皆がそっちに注意を向けていた矢先。
少し前までは脚光を独り占めしていたアンフューマくんが、
「ボクの事も見てくれ~!」と言わんばかりに、
突然、脱皮で自己主張。

ニョロつく生物を見ても平気な方は、ぜひぜひ最後まで見て頂きたい。
1メートル近い両生類の完璧な脱皮映像は、なかなか珍しいと思う。
長男と私はこの映像を撮ったことに大興奮。
よく考えてみれば、どんだけマニアックな母子なのだ!?
と自分で自分に呆気にとられる思いであるが・・・。
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いや、でも、やっぱりすごい!

アメリカで作る お節料理

明けましておめでとうございます。
今年も何卒、『フロリダ娘』ご愛顧のほど、よろしくお願いします。

2012年を振り返ると、色々とチャレンジして張り切った年だった。
時々面倒くさがりの自分が顔をのぞかせようとするのを、
グッ!と押しのけて、小さな事ではあったけれど、
新しい試みも始め、合格点の年であったように思う。

その2012年の総仕上げとして、「お節の交換会」を企画した。
数年前はまとめ役のShoさんがとても上手に音頭とりをしてくれ、
学生、主婦層和気藹々とした交換会が行われていた。
彼女が日本に帰国してしまい、2011年はおせちの会がなく、
寂しく感じたので、復活させよう!という試みである。

わが町の日本人会フェイスブックページで呼びかけてみたら、
5家族が参加を希望してくれた。
16人前のお節を分担して作る。
皆さん、2~3品づつ担当してくれ、
自分一人では絶対にできない、豪華なお節が完成。
osechi all 3

一の重:かまぼこ、黒豆、栗きんとん、田作り、金松梅
ichi no jyu

二の重:松風、鶏味噌焼、海老の旨煮、鮭(ここには写っていないが伊達巻)
ni no jyu

三の重:煮物(筑前煮、しいたけと春雨の煮物)
san no jyu

そしてお正月には欠かせないお餅をついてくれた方も。
osonae mochi

材料が容易に揃う日本と違って、食材を探すのに、まず一苦労。
もちろん、既製品はほとんどなく、素材からの手作りだ。
(かまぼこは売っているが、冷凍されている。)

「うちのニワトリの卵はスーパーのものよりうまいはず!」
という理由で、軽はずみに伊達巻担当に立候補してしまったフロリダ娘。
しかし、お友達に「どうやって作るの?」と訊く所から始まり、
この世に存在することすら知らなかったBASAという魚を探し、
レシピを2つ、3つとプリントして試行錯誤。
正直、もう私が伊達巻を作る事はない、いや、
作ることができないと判明したのだが、
こうやって手間暇かけてやるからこそ、
出来上がりを見た時の感動はひとしおであった。
新年早々、懐かしい味に舌鼓を打ち、
どれもこれも美味しくて、あっという間になくなってしまった。
子ども達も、日本のお正月を舌でめいっぱい堪能していた。

アメリカまで来て、なぜにお節?と思われる方もおられるだろうが、
遠く離れると恋しくなるのが人の性。
障子を張替え、門松やお供え餅を飾り、お節料理を作り・・・
という様々なこと全てが、「また新しい年を迎えられた」と、
喜びを感じさせてくれる日本のお正月。
本当にいいものだなぁ、と思うのである。

参加くださった皆さん、どうもありがとうございました!