初夏の庭

今年の春は雨が多いフロリダである。
「恵みの雨」とはよく言ったもので、
植物を植える度に雨が降ってくれる今シーズンは、本当に助かっている。


3月初めに、旦那がまたタンジェリンとリンゴの木を買ってきた。
2度に渡ってトラックの荷台に乗せて運んできたのは、約20本。
そしていつもの様になかなか植えず・・・。

毎日ゲームばかりしている息子たちに
「もっと外に出ろ!そうだ、木を全部植えろ!」と旦那から指令が飛んで、
とある土曜日の午後、長男は5本のリンゴと7本のタンジェリンの木を、
たった一人で植えてしまった。
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これには脱帽。
まだまだ10歳の子供と思っていた長男は、
日頃のトレーニングの賜物か、私よりもタフに成長していた。
恐るべし!

これに奮起されて、旦那がまだ寒いうちに買ってきておいた
ハラペーニョとトマトを大きな鉢に植え替える私。
(長男の偉業に比べたら何のことはないが、自己満足。
母、情けなし。)

それから数日後、今度は車を買いに来たお客さんから
スイカの苗をもらう旦那。
予想通り、翌日になっても車屋の外に放置してあり、
旦那は一向に植える素振りを見せない。
小さな苗達は水が切れてショボンとうなだれている。

仕方がないので子どもたちを誘い、私が苗を全部大きめのポットに植えた。
地面に植えたら絶対にニワトリたちにガリガリ引っ掻かれて
すぐにだめになってしまうので、
朽ちた葉がたっぷり載った庭の土に鶏糞を混ぜ、
そこにスイカの苗を2つづつ植えていった。
だいぶ萎びたものもあったので、半分くらい生き延びれば上等。
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約1か月後の写真。
スイカは予想以上に勢いよく育ち、黄色い花があちこちに咲いている。

こうなってくると期待は高まる。
今年はどうやら遠出の日本・イラン帰省はなさそうなので、
庭に色々なものを植えて収穫したいねー、と
旦那と話していると、ふと、
台所の引き出しにしまってあった、何年前かの種を思い出す。
花の種や、葉物の野菜の種である。
おそらく蒔くには時期が遅いだろうが、
引き出しの中でもう一年、古くなっていくよりはいくつかでも
花を咲かせてくれたらいい、と思い、
日曜日の午後に気合を入れて、それらの種をすべて蒔いた。

スイカ同様ポットに蒔いて、一か所にまとめる。
そして去年裏庭に作ったニワトリ対策の金網を再利用して、
柵を作った。
これはスイカやキュウリの蔓がつかまって成長してくれるように、
支えの役目も兼ねている。
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柵の完成
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反対側からだと、ポットが沢山見える
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スイカのジャングル
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おまけのパッションフルーツ
去年は全くなかった影も形もなかった、このパッションフルーツ。
確か数年前に植えた記憶が・・・というくらいの印象。
玄関前のポーチにニワトリが集まって、示し合わせたように脱糞するので、
それを洗い流した栄養たっぷりの糞水が、このパッションフルーツの
爆発的な成長につながったのだろう。
鶏糞パワー炸裂!


「オーガニックなんてなまっちょろい方法じゃあ、
世界の人間を食わすことはできないんだ!」と
普段からオーガニックをこき下ろすわが伴侶に物申したい。

いやいや、あんたの庭は完全オーガニックなのであるよ、旦那様。

次男の成長

3月に8つになった次男。
本人の希望で小さなお誕生会を庭で開催。
人間の周りを犬、クジャク、ニワトリが始終ウロウロするという、
動物園の様な環境であったが、
来てくれた皆さんと楽しくピクニック形式でお祝いできた。
次男も嬉しそうだった。

その次男の絵が選ばれて、市の施設に飾られることになった。
大勢の中の一つではあるが、なかなかの出来栄え。
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本人も誇らしげである。
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いわゆる切り絵的な手法で、ポップな仕上がり。
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賞状を渡してくれたのはアートの担任の先生。

長男の絵も2度選ばれたので、この授賞式に参加するのは3回目。
アートの喜びと楽しさをずっと忘れずに、
生活の一部として成長していってほしいと思う。