ベタの稚魚 成長記録 (1)

ラテ男とベビ子の感動的な交尾・産卵の後。
感慨にふけっている間もなく、ラテ男は甲斐甲斐しく卵の世話を始めた。
泡に乗った卵が落ちる度に、一つ一つ、口に入れて拾う。
それをまた泡に乗せる。
しかしヒラヒラしたヒレが当たったり、卵を乗せる時に振動で、
他の卵がまた、ポロリ、ポロリと水底に落ちてしまう。
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寝食忘れて卵拾いに没頭するラテ男。
動物界に稀に見る子煩悩ぶりだ。

対照的にベビ子は産卵後、すぐに隔離した。
メスは卵を食べてしまうからだ。
オスはその危険性を知っているので、メスが近づくと猛烈に攻撃し、
卵を必死になって守ろうとするのである。
なのでベビ子はお腹を痛めて産んだ自分の子ども達を見る事はなかった。

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ラテ男、努力の賜物で2日目に入ってどんどん稚魚が孵り始めた。
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本当に小さく、まだお腹にヨークサックのある稚魚。
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この稚魚達もまた、生まれてしばらくは泡に乗っかっている。
時々下に落ちてしまうので、またラテ男が拾ってやる。
お腹のヨークサックが小さくなり、自分で泳ぎ始める頃になると、
稚魚達は自分で餌を探して食べ始めるようになる。
そうなればやっと、ラテ男も任務完了。
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まだまだ小さい。
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あまりに小さくて、ちゃんと餌を食べているのか怪しい。
稚魚に与える餌はあまり種類が豊富でない。

ここでお世話になったのはS姫の育てていたミジンコ・ボトル。
ミジンコの餌になるインフゾリアと呼ばれる微生物を稚魚に与えたのだ。
インフゾリアは小さすぎて肉眼では見えにくいが、
ライトをあてるとモヤーっと白い集団が水中を漂っている。
枯葉などを分解する、素敵な奴らだ。
この頃の私の日課は、毎朝少量の水替えと、
インフゾリア入りの水を毎日少しづつ足す事。

しかしこれだけで本当に成長できるのだろうか?
不安になった私はまたまたS姫に相談する。
するとS姫は得意の検索で、秘密兵器を発見してくれた。
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早速届いた秘密兵器。
その名も『マイクロ・ワーム』。
これまた本当に小さいミミズ状の生き物だ。
少量のマイクロワームが郵送されてきて、自分でコロニーを作る。
まずプラスチック容器にオートミールを作り、
その上にマイクロワームを乗せる。
そこに餌となる粉末イーストをパラパラと振りかけ、ふたをして待つこと2日。
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容器の縁を登り始めるマイクロ・ワーム。
これを綿棒で拭き取って、稚魚水槽のなかでシャカシャカ動かす。
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マイクロ・ワームに飛びつく稚魚達。
これを食べて、どんどん大きくな~れ!
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