日本里帰り 覚書 1 <旅の準備>

2014年の夏は遂に久方ぶりの日本帰省。
前回家族4人で帰省したのは5年前だ。

今年の夏は航空券の値段がなかなか下がらず、
ほぼ1か月近く値段の変動を見守った末、
その時点で一番値段が安く、乗り継ぎ接続が良いカナダ航空に決めた。

今回の旅のメイン・イベントは九州旅行であった。
長男が6年間通い続けている少林寺流空手道錬心館の
鹿児島にある総本山を訪ねること、
そして福岡で開催される全国大会を見学することが目的だった。
そこに妹から「九州に行くなら屋久島に行こうよ!」と、お誘いが掛かった。
妹は入籍したばかりで、愛する伴侶くんを連れて来てくれると言う。
また、東京にいる弟も、ずっと私達の帰省に同行してくれる予定で、
わざと定職に就かず、日雇い労働をしてくれていた。
姉妹弟、こんないい年になって、皆一緒に旅行できるとは、なんとも有り難い。

さらに、いつも長男の指導をしてくれている先生が、
福岡の全国大会に出場することになった。
彼の旅行が実現するまでには、様々な紆余曲折があり、
周りの応援と努力が実を結んで、めでたく日本行きが決まった。
空手大会前後に、私達ともう一家族、そして先生の滞在先、
移動手段、そして総本部の方々との日程合わせなど、
色々な打ち合わせ事項があり、最後の最後まで不明な点が多く、
少々手こずった。

さらにさらに、イランの義弟夫婦も日本に行ってみたい、と言い出した。
「行きたいから招待の手紙を一筆、書いてFAXで送ってくれ」と言われ、
そんなに簡単な事なのか?!
そんな筈はないだろう。
と、念のため、外務省のウェブサイトに行ってみると、
やはり、そんな筈はなかった。
何ページにも渡る書類を書き込み、
義弟の言っていた招待の手紙(招聘状)は、私が招聘人として書き、
日本に住んでいる父に頼んで保証人になってもらい、
日本から戸籍謄本、残高証明などなど、
母に頼んで必要な書類を役所に取りに行ってもらい、
大急ぎで私宛に郵送してもらった。

それを旦那がイランへFEDEXで郵送した。
送料は少々高いが、1週間以内にイランに届く手筈になっていた。
ところが発送後一週間ほどしてFEDEXから電話が掛かって来た。
「今、あなたの荷物がイラクの基地に届いているが、宛先不明です」
は?
イラク?
イランに送ったのですが?
・・・・
イラクとイランの違いが分からないアメリカ人には沢山出会ったが、まさか?
FEDEXが犯してよいミスではないだろう!?
発送手続きの時点でわかる筈の
「FEDEXはイランに荷物を送るサービスを行っていない」という事実が、
ここでようやく判明するのである。
そこから数日間「書類の封筒を送り返す料金を支払え」
「ふざけるな、お前が払え」
云々のやり取りがあり、これまた一悶着であったが、
とうとう発送から3週間後に書類は無事(?)手元に戻って来た。
再度、今度は郵便でイランに送る。
郵便は2週間弱で届き、義弟がイランの日本領事館へ提出した。
しかし義弟(ビザ申請者)本人が提出する書類があり、
「わからないからどうにかしてくれ」とFAXで送られてきたものを見れば英語。
日本語で提出したのと同じ様な内容を英語で記入し、
FAXで送り返して義弟が提出。
と、なんとも煩雑な2か月近い過程を経て、
ようやく義弟夫婦は日本行きのビザを手にした。

うちの家族が4人。
私の妹、妹の旦那、弟。
旦那の弟と、弟の妻。
帰省と、新婚旅行と、親族初の日本行きと、両家初顔合わせ・・・
全てがごちゃまぜになった旅が始まろうとしていた。
Comments

No title

フロリダ娘さん、こんにちは!
出かける前から既にすごく大変そうですね。イランとイラクを間違えたって・・・(絶句)
弟さんご夫婦との日本訪問、なんだかこれからいろいろ起こりそうな予感がします。それにしてもご家族仲が良さそうで、羨ましいです。私は今週末からフロリダです。2、3週間ずつ何回か滞在することになります。では、日本里帰りの続き、楽しみにしていますねー

No title

あ、ボーダさんだ!(笑)
フロリダ娘さん、残りは読まなくてもよーく分かりますよ
(よーく読みますけどね)。
こんな手続きをよく諦めずにできましたね。ため息でますね。
2~3年前の話ですが、ヨーロッパの航空会社の機内誌の
地図のページを見ていたら、イランのところに
イラクって書いてありました。イラクもイラク。
綴りが "IRAK" と "IRAQ" でした(笑)。
わざとやっているんですかね? って思っちゃいます。

続き、たのしみにしていますが、
おからだにはお気をつけてお過ごしください!

No title

ご想像通り、色々大変で、色々あったんです・・・笑
日本の家族とは、遠く離れている分?円満に皆仲良くやっています(仲良くしてもらっている、かな?)。
イランの家族とも仲良くやっていますが、今回の旅で印象が悪くなったかもなー、私。 ハハハ

砂漠人さん

ボーダさん、そして砂漠人さんにコメントをもらってなんだかお互い近くにいるみたいですねー。
義弟夫婦にはイランで一番お世話になっているので、日本に行きたいならここで恩返しするのが一番だろう、と頑張りました。
まぁ、手続きっていう物は常に煩雑な物でしょうが、人間のエラーが多すぎて、この間違いはないだろう!?って所で間違われると踊り狂いたくなります(イラン、イラク同一化問題しかり)。
きっと砂漠人さんと話したら、同じようなフラストレーションが積もりに積もっていて大愚痴大会になりそうですね。

No title

妹さん結婚おめでとう♪
イランとイラク確かに似てるよね。似てるけど普通郵便は間違わないだろう。雑だなFEDEX。
所で気になったんだけど、イランの人は招待でもされないと簡単に海外には行けないの?

No title

妹さんご結婚おめでとうございますヘ(^o^)/
準備からして賑やかだね~(*´∀`*)
九州は行ったことないから、続きも楽しみにしてまー
す(*^O^*)

ashさん

お祝いの言葉をありがとう!
ビザが免除されていない国の人々に対して、日本の外務省はかなり煩雑な書類手続きを要求しているよ。他の国も同じかもしれないけど、旅行する経済力はあるのか、日本に来る理由は何か、不法滞在する恐れはないか、誰が責任を負うのか、などが確認できないとビザが下りないようになってる。招聘の手紙を書く時の参考にネットで検索したら、日本で結婚したフィリピン人の奥さんの家族を日本に呼ぶ(短期観光滞在)日本人男性が、手紙の内容をブログに書いていたけど、「仕事が大変で、奥さんが子どもの世話を一人でしなければならず、外国生活のストレスもあり、かなり精神的に参っている。家族に合わせてあげたい」と言うような内容が切々と書かれていて、家族が日本に来るっていうのは、こんなに大変な事なんだなぁ、って思った。私も私自身が招聘人、父に保証人になってもらって、お互いの家族が初めて顔を合わせられる機会であること、いつもイランへ行くとお世話をしてくれる義弟夫婦に恩返しとして日本観光をさせてあげたいこと、などなど、手紙に書いて提出したよ。

そういう意味ではアメリカと日本間はビザが免除になっているから、本当に楽してるんだなぁ、と思った。
ビザの申請を代行してくれる会社(弁護士)もいるいたいで、けっこうな金額を取られるらしいけど、今回は自分で全部やって、無事義弟夫婦が日本に来ることができてよかったー!

むっちーさん

ありがとう!
私も吸収は初めてだったよ。せっかくだから、と予定を詰め込みまくって欲張り旅行してきました。また読んでやってください!
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