クジャクの羽

しばらく前に、我が家にクジャクがやってきた経緯を書いた。

我が旦那に捕獲された当初、彼はとてもみすぼらし風貌で、
クジャクのトレードマークである羽は全くなかった。
それから、かれこれ4~5か月をかけて徐々に我が家に慣れ、
旦那の計らいでツガイのメスまでやってきて、
今では我が物顔で、うちの庭を歩き回っている。

彼の羽も、日に日に伸びていった。
太陽に照らされるとギラギラと光を反射する様な、
独特の光沢を持った羽は、とても美しく、
鳥フェチでない私も、時々立ち止まっては眺めている。
体の後ろにどんどん伸びていき、歩きにくそうに見えるが、
どこの筋肉を使うのか、ひょいひょい、と浮き上がらせながら
上手に歩いている。
日が暮れると裏のデッキから屋根の上に飛び上り、
そこからまた屋根の上に張り出した大木の枝へと飛び、
メスのクジャクと仲良く寝ている。

そんなある日。
帰宅して洗いものをしていると、窓の外にチラッと
緑色の何かが見えた気がした。
身を乗り出して窓の外を見ると、孔雀が立派に羽を広げているではないか!
まだまだそんな高度なことができるとは思っていなかったのに。
急いで子ども達に声を掛け、皆で鑑賞。

そして携帯電話を掴んで外へ走り出し、
驚かさないように気を付けながら、
短い動画を撮影することに成功した。


オンラインで検索した時には、
クジャクは成熟するまでに5年くらいの年月がかかる、
と書いてあったので、なんとなく安心していた私。
だが拾ったクジャクである。
いつ生まれたのか、現在何歳なのか、わからない。
羽が全くなかったので、若い鳥だと思い込んでいたが、
もしかしたらもう、成熟した男性なのかもしれない。

まさか、暖かくなったら今度はクジャクの繁殖が!?
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