謹賀新年 2018


写真提供: 長男

あけましておめでとうございます。
今年も『フロリダ娘』
細々と続けていくつもりですので、
どうぞよろしくお願い申し上げます。

クリスマス・クッキー

今年もナンシーのお宅にクリスマスのクッキー・ベイキングに行って来た。
クリスくんがNYから帰省するタイミングに合わせてのイベント。
冬休みに入った子供達はとても楽しみにしていた。
毎年お気に入りのレシピで同じクッキーを作るのだが、
今回レシピが載っている本がチラッと見えて、だいぶ年季の入った本の様で納得。
選び抜かれた太鼓判付きのクッキー、美味しいわけだ。

昨年の私の誕生日にクリスくんがプレゼントしてくれた日本の手作りパンの本から
ちぎりパンも2種類作ることにした。
まずはベーシックなパン生地を作るのだが、工程の指示の細かさにクリスとナンシーは大笑い。
私「砂糖から指一本ぶん開けて蜂蜜を....」
2人「ゲラゲラゲラ!」
私「ボールを左に傾けて温めたミルクをイーストの上に注いで....」
2人「イーストの上よ!あら!傾けても他のところにも行っちゃうわ!
ゲラゲラゲラゲラ!」
一つ目はぐでたまパン。
黄身の部分はカボチャペーストを混ぜる、とあったのだけど
ナンシーがスクウォッシュを代用として準備していてくれた。
ペースト状だったが生地に混ぜてみると予想以上に水分があり、
デローンと流れる様はまさにぐでたま!
顔は子供達が描いて手作り感たっぷりに(笑)。

2つ目はオセロパン。

生地に抹茶パウダーを練り込み、とても鮮やかな緑になった。
中にチョコレートを入れて焼き、最後にオレオクッキーを乗せてオセロを再現。

パンは発酵時間を挟んで時間がかかるので、その前後にもクッキーをどんどん焼いた。

オスカーお気に入りのピーナツバタークッキー。
ココナッツとクルミ入り、シロップ漬けチェリーを乗せたクッキー。

赤と緑の2色の生地にを長く伸ばし、撚り合わせて作るキャンディーケーン・クッキー。

唯一の型抜きクッキーであるライムとピスタチオのクッキーは私のお気に入り!


ランチは私が材料を持って行って、いなり寿司(海藻サラダを乗せて)と
スモークサーモンとアボカドの手まり寿司。

クッキーがひと段落ついて子供達はクリスくんとボードゲームで遊び、大盛り上がり。
彼らのお気に入りは『スコットランドヤード』ゲーム。
実はこれ、私が子供の頃持っていて大好きだったゲーム。
犯人役が逃げ、他のプレイヤーが犯人を追いかけるのだが、
なぜかクリスくん、毎回アッサリと捕まってしまうのだ。
「なんでだー?!」と本気で悔しがり、今度こそは、とばかりに毎回このゲームで遊びたがるのだ。
彼が善人すぎるのか?
我が家の子供達がキレ者探偵なのか?

毎年こうして招いてくれ、家族の様に接してくれるナンシーとクリスに大感謝!
今年はさらにクリスマス当日にもご招待いただき、
ナンシーのお姉さん2人とそのご主人達に混じって楽しい時間を過ごさせてもらった。
本当にラッキーな私たちだ。

モモ成長記録 2〜3ヶ月

モモが我が家にやって来てから、あっという間に1ヶ月が過ぎようとしている。
日に日に体が大きくなって行く様で焦るほどだ。
「沢山写真を撮ってね。すぐ大きくなっちゃうから。」と獣医さんにも言われている。
と言うわけでブログにモモちゃんの写真を定期的にアップし、
成長記録として残そうと思う。

11/05/17
お友達家族と海へ。
モモちゃん初の遠出だったが行きも帰りも本当に良い子だった。
長男撮影
後部座席の私と次男の間で、ほとんど眠っていた。

海では他のご家族に初対面で可愛がってもらい

海辺で爆睡

誰かさんも爆睡
(以上写真3枚 Wさん撮影 ご提供ありがとうございます!)

11/10/17
獣医さんへ。
とっても大人しく「いつもこうなの?」と
受付のお姉さんに驚かれるほど。
このクリニックでは初回費用の$71を払ってメンバーになると
予防接種が生きている限り無料とのこと。
ただし毎年一回の健診($50)が義務づけられている。
生後8週間のモモちゃんは
• DHPP混合接種(キャン!と鳴いたがすぐ平気に)
• 犬インフルエンザ予防薬(先生が手で鼻に擦り付けた)
• 虫くだし(美味しそうにペロペロ食べていた)
• ハートワームと蚤よけ添付薬のサンプルをもらう
体重は18ポンド(約8キロ)。
次回の予防接種は3週間後だそうだ。

11/11/17
虫くだしが効いた様でフンにスパゲティの様な寄生虫発見!
「子犬にはよくあることだから念のため」と言われて
受けさせておいて良かった。

毎日オフィスで私が仕事中は、良い子に寝ている事が多い。
気がつくと足元に来ている。


自宅では2週目からオスカーによって
モモちゃんの寝床であるケージを外へ出されてしまう。
夜中に起きてトイレに行かせてね、とオスカーに言っておいたが
朝方失敗してしまう事が何度かあった。
フカフカのペルシャ絨毯が草を思わせるのか、
イランから担いで来たシルク絨毯の上でやってしまうので
その度にオスカー激怒。
玄関前のコンクリートポーチの端にお引越しさせてしまった。
しかし逃げることもなく、夜になるとちゃんとケージの中で寝ている。
なんと賢い娘だ!

11/12/17
エサをご褒美に、お座りと伏せの練習。
何日かでしっかりマスター。


次男の事は同レベルと思っているふしがある。
じゃれるのも本気だし、甘噛みも少々本気モードになりそうな時がある?
「お兄ちゃんだぞ」アピールを一生懸命しないとね。


人間の赤ちゃんと同じで急速に成長している子犬はちょくちょく眠る。
寝ている時はまさに天使の様(これも人間の赤ちゃんと同じ 笑)。
寝顔写真ばかり増える。

すっかりモモちゃんに首ったけな我が家である。

Happy Thanksgiving 2017

例年はお友達のお宅に招待してもらったり、
自宅でターキーを焼いたりするが、
今年は友人夫婦と我が家の合計6人で外食に出かけた。
地元のホテルでThanksgiving Dinnerをやっているのだという。
そのホテルの存在も知らなかった私達だが、
友人夫婦が予約をしてくれてご馳走になってきた。

大人数だったので10人掛けテーブルが4セットある小宴会場的な広間に通された。
ビュッフェ形式でサラダやチーズ、果物などの前菜に始まり、
メインはハム、ターキー、ローストビーフの3種類。
副菜もグリーンビーンズ・キャセロール、スタッフィング、クランベリーソースなどのサンクスギビング料理や、
シーフード・キャセロール、サーモンなどの魚介類料理もあり、充実していた。

デザートもチーズケーキやパイ、チョコレートムースなど。


大満足のメニューであった。
主婦にとっては大掛かりなホリデーディナー。
準備も後片付けもなければ、失敗のリスクもない。
私は毎年恒例の行事にしたいぐらいのディナーだった。

ご近所トラブル

ある日、車屋で店番をしていると電話が掛かってきた。

男「オスカーはいるか?」
私「今いません」
男「じゃあ伝えてくれ。
 お宅の孔雀がうちの庭に来ていて植物を食い荒らしてて困る。
 連れ戻しに来てほしい。」
私「わかりました、伝えます。
 どちらのお宅ですか?」

彼の家はすぐ隣近所ではなく、
うちの三軒先のお宅の裏庭と背中合わせになっているお宅だった。
早速オスカーに電話で伝えて見に行ってもらった。
人間が行こうとすると表道路に一旦出て、
車でぐるりと大回りするので、だいぶ距離がある。
しかし孔雀なら裏庭を通り抜けて塀をくぐるか、飛んで行けるのだろう。
私達が知らないうちに、そんな広範囲のお宅にまで足を伸ばしていたらしいのだ。

それから数日後、また電話が鳴った。
男「また孔雀がうちの庭に来てる!
 今まで食い散らかした植物の弁償代請求書を送りつけるからな!」
私「すみません、オスカーに連れ戻すように伝えます。」
男「今すぐに連れ戻しに来い!
 そうでなきゃ孔雀を撃ち殺すぞ!
 わかったか?」
私「はい、わかりました。そう伝えます。」

だいぶご立腹だったので、オスカーに直ぐに報告。
ところがオスカーの返答は意外なものだった。
「今度掛かってきたら、どうぞ撃ちたきゃ撃ってください、
って言えばいい。
あれは野生の孔雀でうちのじゃない、ってな。
ニワトリの餌を勝手に食べに来て居着いてしまったけど、
飼ってるわけじゃないから。」
繁殖に成功して、あんなに大騒ぎをしていた彼から、
こんな言葉が飛び出すとは予想していなかったので呆気にとられてしまった。

オスカーはこの電話の主を知っていると言う。
彼は元々三軒隣に住んでいた人で、私達が今の家を買い、
敷地の周りに塀を立てた時に、文句を言って市役所に申し立て、
住民会議にオスカーを呼び出した張本人だと言うのだ。
その後、彼は土地を2つに分割、うちと同じ通りの家を現在の住人に売り、
自分は裏手の土地に引っ越したので、顔を合わせることもなくなった。
その因縁の対決が再び・・・というわけだ。

オスカーは内心、撃ち殺すという言葉はどうせ脅しだろう、と思っていたのだろう。
そして孔雀がうまく逃げると信じて、その後も放し飼いのままだった。

ところが。
そこから男の攻撃が始まったのだ。

まず彼はアニマル・コントロールに電話をした。
これは野良犬・野良猫などを捕まえたりする機関で、
彼にしてみれば孔雀も取り除いてくれるだろうと期待したようだが、
「早く彼の家から鳥を連れ戻してください。」
と電話で言われただけだった。

次に彼が連絡したのは市のコード・エンフォースメント。
これは住民が敷地内に置いてはいけない物や、してはいけない事など、
市で決めている細かい条例に違反している住民に対応する機関だ。
職員が後日様子を見に来て、屋根に登っている孔雀を発見。
違反を言い渡された。
卵を産む鳥類を庭で飼ってはいけない、という決まりがあるらしい。
二週間ほどの猶予を言い渡され、再点検に来るのだそうだ。
オスカーは始めの一週間何もせずにいて、
「どうするの?」
「地元の動物園に寄付しよう」
「お客さんでも知り合いでもいいから、もらってくれる人を探そうよ」
と、口うるさく言う私に苦い顔をし続けたのだが、
十日目くらいになって鳥小屋の中に孔雀達を閉じ込めてしまった。
自宅裏にある鳥小屋には母孔雀と子供たちが六羽。
車屋の建物の裏にある鳩小屋が空っぽになっていたので、
そこに父孔雀と子どもを一羽入れた。
しかし今まで自由気ままに歩き回っていた孔雀達が
正真正銘の『籠の鳥』になってしまい、私としては見るに忍びない。

そうこうしている間に、怒った男は三つ目の行動に出た。
州の機関であるエンバイロメント・コントロールに
「あの車屋はエンジン油を地面に垂れ流している」と言う
嘘八百の苦情を送ったのだ。
この機関は定期的に検査に来るし、
うちの車屋も産業廃棄物を扱う店として登録している。
さらにこの地区を担当する局長は、
オスカーの大学院時代のクラスメートなのだ。
なので検査官はやってきたものの確認で終わり、
あとはクレイジーな苦情男の話になった。
「孔雀を撃ち殺すだって?
そんなことしたら数分でパトカーが家を取り囲んで
手錠ガチャン!ガチャン!だよ。」
と検査官は冗談めかして言っていたが、
今まで内心ドキドキしていた私は目からウロコな気分。
市内で発砲が許されるのは、犯罪者が家宅侵入して来た場合のみ、だそうだ。
つい先日も家の近くで大きな鹿が歩いているのを見たけれど、
野生動物にバンバン発砲していたら確かに大変なことになる。
彼が電話で私に言った言葉は、完全な脅しだったのだ。


私にしてみれば、これまで二年間よく誰にも文句を言われず、
孔雀を飼っていられたものだな、と思う。
しかも最初の二羽からどんどん増えて九羽になってしまったのだから、
苦情が出るのは時間の問題だったのではないか?と思う。
オスカーが求める生活は、どこか田舎の広大な敷地でのみ可能なのだろう。
今は自営業の車屋のすぐ裏に居を構え、通勤徒歩二分。
この便利さを確保したまま、自宅を動植物園にしてしまうなど、
所詮は夢物語だったのだ。

孔雀一家はどうなってしまうのか?
それはまた後日、ご報告する予定である。